(C)ATLUS
まずはじめに、今回は誰にむけて書いているのかわからない記事となっております。
そしてこの記事では自分がペルソナ5Rをプレイして悪役たちから言われて「た、たしかに…」「な、なんも言えねえ…」となったごもっともな台詞を紹介して行きます。
と言っても班目と獅童だけですけど…
班目
班目がパレスで姿を現し、弟子たちについての考えを述べるシーンでの台詞。
有能な弟子を集め、着想を吸い上げれば才能ある目障りな新芽も摘み取れる…
着想をいただくなら、大人よりも言い返せん子供の将来を奪った方が楽だ
喜多川祐介「こんな…こんなヤツ…の世話になっていたとは…」
「腐った野郎だ、絶対に改心させてやる!!」と思った次に言われた例えが上手すぎて多くのプレイヤーたちは絶句した(と思う)
家畜は毛皮も肉も剥ぎ取って殺すだろうが。同じだ、馬鹿者め!
「た、たしかに・・・」
これが俗にいう論破というヤツなのですね…悪役から例えを学ぶとは思いませんでした。
実際に我々が「美味しい、美味しい」と食べている焼肉でもあらゆる部位があって、根こそぎ商品として活用してますからね。
この例えは本当に上手すぎる。
カイジに登場する利根川に通ずるものがあると個人的に思ってます。
シドウ
主人公を前歴持ちにしたシドウとの決戦
シドウは上手い例えを言う前にもけっこう胸に刺さる事を言っており、聞いていると「言ってることは正しいけどお前からは聞きたくない」ものがとても多い。
その一部をご紹介
改革に犠牲はつきものだ
一握りの犠牲者の命と国家そのものの命、比べるまでもなかろう?
愚か者は優秀な人間に委ねていればいい。この私が導いてやるよ
今や誰もが地道な努力を否定し、抜け駆けや一攫千金ばかり闇雲に追いかけている
己の幸福以外は『自己責任』という名の他力本願。そんな愚民どもの願いを叶えてやるんだ
これって日本の国民性を表しているセリフに聞こえて関心してしまうんだよなぁ。
絶対に儲かる○○とか宝くじとかいっぱい買って「自分ならいける!」っていう意味のない根拠を持っている人ってかなり多いし。
こんな風に悪役がごもっともなことを言われると頭にスッと入ってくるからスゴい。
話を戻しまして本題であるシドウから言われた上手い例えを紹介します。
それがこちら
強く有能な人間が存分に活躍するには、小さな犠牲は仕方がない
道の蟻を何匹踏んだがいちいち数えていて目的地にたどり着けるか?
「な、なにも言えねぇ・・・」
班目の時みたいに頭をハンマーで殴られたようなクリティカルを貰った気がする。
さすが犯罪者だけど腐っても政治家、人心を掌握する術には長けているだけあってこちらを納得させる例えも上手い。
ー終ー
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