自分のブログではゲームのユニット評価を詳しく紹介してから色んな事を書くのが普通なのですが、今回はユニット紹介の前に風花雪月の良かった所を書いていこうと思います。
そう思い立った理由としては、やはり全てのルートをクリアしてまもない今だからこそ書けることがあると思ったからです。
ブログタイトルの方にも記載している通り風花雪月の良かった所を書いたのですが、やはり「最近の作品と比較してここが面白かった」という事が自分の中で多くありました。
そのため過去作の文句(覚醒・IF)も少なからずあるので、その点はご了承ください。
それではどうぞ
テキストの重みが返ってきた
本来のファイアーエムブレムというゲームはテキストを読み進めてゲーム画面の文章とその文章の中から得た情報を自分の頭の中の想像で補完し、世界観を味わうゲームでした。
そしてその路線はファイアーエムブレム暁の女神までしっかり受け継がれ、自分もそんな世界観に魅せられた1人です。
しかし、その後発売されたファイアーエムブレム覚醒・IFのテキストはファイアーエムブレムが好きな自分でも、お世辞にも褒められたテキストではありませんでした。
詳しく書くとやたら長文になってしまうので書きませんが、本当に酷かったです。
そんな不安の中発売されたFE風花雪月では覚醒・IFとは比べものにならないほどテキストが作りこまれ、過去作のようにテキストを読む楽しみが増え、過去作で味わえた重みを再び体感できる作品となっています。
ファイアーエムブレム、テキスト、重要、思います。
戦闘&育成が楽しい
この部分もファイアーエムブレムというゲームにおいては重要な要素の1つです。
何人もいるユニットの中から自分のお気に入りのキャラクターを見つけて経験値を優先的に与えたり、ドーピングアイテムを与えて強化する面白さは今作でも健在です。
基本的に過去作と比べるとユニットの成長率も高めに設定されているので、レベルアップで能力が上がりやすくなりました。
FEが好きなプレイヤーはユニットのレベルが上がる場面で緊張の時間が流れ、心の中で「上がれ、上がれ」と念じ、その後の結果に一喜一憂するのも楽しみの1つです。
しかし、残念ながらこれまでクラスチェンジを行った時に貰えたステータスボーナスが無くなり、兵種の最低保証値に変更された点は個人的には残念です。
まぁ最低値保証もリシテアのような成長率が尖ったユニットにとっては恩恵とも言えるのでどちらが良いかは難しいですね。
UIがさらに進化
基本的に同じことを繰り返すゲームであるSRPGではUI(ユーザーインターフェース)がとても大事だと自分は思っています。
これは覚醒IFから進化した部分と言っても過言ではなく、覚醒IFが嫌いな自分も覚醒・IFのUIだけは素晴らしい思います。
昔のファイアーエムブレムは「UIが最低だったけどシナリオが面白かった!!」に対して、覚醒IFでは「UIが素晴らしいけどシナリオがクソ!!」という逆転現象が起きていたのも1つの事実です。
例えば出撃選択画面で味方の出撃位置を変えられなかったり、アイテム交換がスムーズに行えなかったりした昔の作品は風花雪月でファンになった人は到底受け入れられないと思います。
しかし、ファイアーエムブレム風花雪月は「シナリオも面白いし、UIも扱いやすい」という良いとこどりなゲームとなっているので個人的にはおすすめのゲームです。
フルボイスによる恩恵
ゲームとしては蒼炎の軌跡から一部のキャラクターにボイスが付き、覚醒から全てのキャラクターにボイスが付きました。
しかし、覚醒から全てのキャラクターについたといってもパートボイス(あぁとかそうだね)なのですが、プレイしていると途中からうざったくなるので自分的には不満でした。
その後発売されたFEechoesからフルボイスが導入され、プレイしてみると「やっぱりフルボイスだとキャラクターの魅力が何倍にも増していいなぁ」と思っていたので今作もフルボイスだったのは良かったと思います。
重要な台詞をフルボイスで話してくれるとプレイヤーにもしっかり伝わるし、どんな声色でしゃべっているかもわかるのでストーリーへの没入感も与えてくれます。
製作するのは大変だとは思いますが、次回作もぜひフルボイスでお願いしたいです。
このボリュームでこの値段?
switchのソフトとしては若干高めの税別6,980円ですが、このゲームをプレイしてみるとこの値段でも安いと感じます。
その主な理由としては1つのルートがこれまでのFE作品以上に濃密だからです。
FE風花雪月のホームページのあらすじ紹介にもある通り、3学級のうち1つの学級を選んで物語が進んでいくので普通に考えて3つのルートがあると言う事です。
そしてネタバレになりますが、実はもう1つルートがあって合計で4つもあるのです。
単純にソフトが4つ入って6980円ということなのでお得だと言う事が伝わると思います。
さすがにそれぞれのルートには出来の差がありますが、決してクソゲー扱いするほどのシナリオの落差は無いのでご安心を。
しかし、「周回プレイが面倒だなぁ」と思っている人もけっこういると思います。自分も最近のゲームは周回プレイが必須のゲームが増えてうんざりしているのも事実です。
しかし、FE風花雪月では最初に選んだルートの伏線が別のルートで回収されるという事も珍しくなく、周回プレイをする気持ちも多少は緩和されるはずです。
あとがき
いかがだったでしょうか?
今回の記事はFE風花雪月の良い所を書いたつもりですが、ほんの一部だと思います。
おそらく、この記事を書いた後に「あそこも良かったなぁ~」と思い出すんでしょうけど今は全然出てきませんwww
友達と喋りたい話があったのに思い出せず、帰った時に思い出すあれと同じです。
そして今回は良い所を書いたので明日はFE風花雪月をプレイして気になった所を書いていこうと思っています。
自分は人のブログ記事やレビューを見る時には良かった所とダメだった所の両方を書いている記事の方が信憑性が高いと感じる人間なので気になった所もしっかり描きます。
ではまた明日。
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