2020年5月29日に発売されたゼノブレイドディフィニティブエディション(ゼノブレイドDE)の良かった所を解説つきでご紹介。
ちなみに、自分は3DS版をプレイしていないのであくまでWii版との比較になっています。
それではどうぞ。
グラフィックの向上
ゼノブレイドDEになって1番の違いは間違いなくグラフィックだろう。
よくあるHD化作品とは違ってグラフィックそのものが新しくなっており、単なるリマスター版の域に留まらない所は本当に素晴らしい。
機神兵はWii版の時と比べても機械らしく描かれ、序盤にコロニー9に攻めてきた時の恐怖感はWiiの時よりも増した(機神兵のグラフィックはWii版のファンも納得の出来だろう)
そして巨神界にいるキャラクターのグラフィックは人によっては賛否が別れると思うが、個人的には良くなっていると思う。
特に味方の女性キャラ(フィオルン・カルナ・メリア)は普通にゼノブレイドDEの方が良い。
フィオルンはヒロインらしくかなり可愛くなっていたり、カルナはメンバー全員のお母さん感が増し、メリアはさらに気高く信念の通ったキャラクターを強く感じることが出来る。
男性キャラもグラフィック向上で恩恵を受けてはいるものの、女性キャラと比べると劇的に変わった印象は持たなかった。
余談だが、オダマさんのデザインは何だか個人的には浮いていた、個人的には・・・
ロード時間の短縮
Wii版の頃はメニューを開く時でも若干のロードを挟んだり、マップを移動する時でも気になるほどのロード時間だったのがゼノブレイドDEでは明らかに速くなっている。
最近のゲームはグラフィックやストーリーの他にも、ロード時間も評価に影響する重要な要素なので、ロード時間短縮はとてもありがたい。
ゼノブレイド自体がオープンワールド並にマップが広かったり、スキップトラベルをしないと移動にかなりの時間が必要なので、他のゲームのロード時間短縮よりも功績は大きい。
個人的にもロード時間には敏感なのでWii版よりも速くなったのはとても嬉しかった。
最近のゲームはロード時間が長いものがけっこう多いので、ゼノブレイドDEのロード時間の短さには感動する人もかなり多いだろう・・・
戦闘アーツがより見やすく
Wii版では使ったアーツは使う前よりもアーツの色が薄暗くなり、リキャストが終わるまではさらに薄暗い色が下から登ってくるようなものだったが、ゼノブレイドDEでは大幅に改善。
アーツはゼノブレイドクロスのようにリキャストするまではアーツに円を描くような形となりWii版よりも見やすさが大きく向上した。
他にも、敵の側面や背後から攻撃すると恩恵がある特効アーツにはビックリマークがつくようになり、今いる位置からはどのアーツが特効になるのかを教えてくれる機能も搭載された。
この機能は最初の設定でも最初からONになっているので、下手に弄らないのがおすすめ。
というかゼノブレイドは盾役が引き付けていても頻繁に移動する敵が多く、敵の側面や背後にいるつもりでも実はいなかった‥みたいなことがよく起こるのでこの機能は実に重宝する。
シュルクを操作する場合にはスリットエッジ→エアスラッシュと!マークがついた時にはすぐに使ってパーティーゲージを稼いでいこう。
スパイク持ちの判別が簡単に
これはかなり嬉しい要素。
Wii版では敵がスパイクを持っているかどうかは戦闘をしないと100%わからなかったのが、ゼノブレイドDEでは持っている敵にギザギザがついたことで一目で判別が可能になった。
このおかげで「気づいたら盾役が死んでいた・・・」みたいなWii版の時の事故が減ってプレイヤーが受けるストレスも大幅に軽減。
さらに、ギザギザがついている敵にはスパイク防御のジェムやスパイクを封印出来るシュルクや回復が出来るカルナを入れるなどの対策が取りやすくなったのも大きな評価点。
いちおう敵のスパイクの種類まで判別できないのが欠点だが、そこまでわかってしまうとヌルゲーに一直線なので我慢しておこう。
そもそも普通に名前を見てスパイクの有無がわかるだけでもありがたいんだし・・・
ファッション装備の導入
装備によって見た目が変わるのは人によって好き嫌いが別れ、Wii版では問題視されていた。
特にシリアスなシーンの多いイベントムービーで裸ダンバンさんやド派手な見た目をしているキャラがいた時には真剣な台詞でも没入感が削がれてしまうのは大きな問題の1つだった。
しかし、この問題点はゼノブレイドDEにファッション装備が導入されたことで見事に解決。
装備を反映させたい人はそのままに、見た目にこだわる人は常時好きな見た目にさせるという風にファッション装備はどちらの希望も叶えてくれる素晴らしいシステムになっている。
個人的にも公式HPなどに載っているキャラクターの衣装で最初から最後まで戦いたい人間なのでこの要素には心から感謝している。
中でもWii版の頃はほとんどの頭装備に眼帯がついていたダンバンさんは本当に嫌だった、イベントでも「あしたのジョーの丹下団平じゃねぇんだから・・・」と常にツッコんでいた。
ナビがとても親切
広大なマップを探索するのはゼノブレイドの楽しみの1つだが、目的地はわかっていても高低差があったりして簡単には行けないというのが1でも2でも地味ながら欠点だった。
そして、そんな欠点だったナビ機能はゼノブレイドDEで大きな進化を遂げ、全てのRPGに見習ってほしいほどの高性能なシステムになった。
ストーリーを進めるための案内ナビはもちろんのこと、クエストの依頼をしたい人は白い!マーク、討伐や採集に必要なアイテムを持った敵には赤い!マークとかなりわかりやすい。
ゼノブレイド自体も他のRPGと比べるとサブクエストの量が膨大でクリアのためにかなりの時間を必要とするため、この機能のおかげでゼノブレイドをより深く楽しむことが出来る。
他にも、クエストを報告するキャラクターや討伐モンスターがいない時にはちゃんと「いない」と表示される所も素晴らしい。
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