整形したとかはさておいて、余裕で兄を超えるハイスペック妹ここに現る
性能
前作にも登場していたハルディアの妹、顔が変わったのは誰もが理解している。
加入するには20章で難しいイベントをこなす必要があるが、その苦労に見合うほどの強さをラヴィニアは確実に持っている。
初期ステータスは防御面以外は完璧と言っていい、どれもレベル5にしては高めである。
そしてラヴィニアを操っていた魔剣アルギュランが浄化されラヴィニア専用の剣となるのだが、この剣がめちゃくちゃ強い。
2回攻撃に加えて致命率が18%、神聖魔法のように被ダメージ半減効果がある。
さらに守備・魔防に+6というボーナスがあるので、初期ステータスの防御面が貧弱でも壁役としても使うことが出来るなど、専用装備にふさわしい強力な剣となっている。
さらに耐久無限で使い放題。
弱点としては威力が6とかなり低く、命中率も60と専用装備にしてはかなり低めなところ。
特に初期ステータスの力ではダメージを与えることには少し苦労するので、速めにレベルを上げて力を上げるようにしたい(幸い、力の成長率はかなり高いのですぐに伸びる)
ラヴィニアはエズレルやミァンのようにアルギュランが本体のユニットでは無いが、アルギュラン1本の運用で問題なし。
貴重な女性剣を使わせたくもなるが、アルギュランだけで十分やっていける。
育成方針としては前章のミァンのように一気にレベルを上げたいので、感謝状を最低でも1枚は持たせて積極的に敵を倒していこう。
レベル20くらいまで育てておくとその後がとてもラクになる。
成長傾向
成長率はめちゃくちゃ高い。
前半のHP・力・技・速さは吟味などしなくても100%カンストすると言っていい。
守備・魔防の成長率は少し低め。
そのため、ステータス吟味をするのであれば守備と魔防、感謝状を持たせているのであれば移動力を優先的に上げるようにしたい。
21章で5ターンセーブが出来る時には移動力が上がるまで粘るのもアリ。
防御面や移動力が上がればアルギュランの被ダメージ半減効果も合わさり、殲滅性能以外にもピンチにはすぐに駆けつけて全然沈まない最高の壁役として大活躍してくれる。
いちおう魔力も感謝状なしで上がる可能性を秘めているが、ラヴィニアは基本的にアルギュランしか使わないので上がっても意味は無い。
熟練度に関しても魔力と同じ感想。
スキル
【致命攻撃】
技が致命率に加算される
技の初期値が最初から20もあるので致命率は2割超え、さらにアルギュランの2回攻撃と追撃できる速さも合わせ持つので1回の戦闘でだいたい1回は致命攻撃が発動する。
ただ、序盤は力が低く致命攻撃が出てもダメージには期待が出来ないので、レベルを上げてしっかり力を上げていこう。
力の成長率が高いのですぐに兄ハルディアのような大ダメージを叩きだしてくれる。
【加護】
死亡する攻撃を受けた場合、幸運×2%で生き残る
元の幸運も成長率も悪くないので他の【加護】持ちと比べれば発動率は高い。
しかし、あくまで保険のスキルであることやこの効果を期待して死ぬようなHP帯での運用はまずしないためスキルとしては死んでいる。
個人的には【加護】よりもHPが半分未満で回避率が上がる【祈り】の方が欲しかった。
理由はアルギュランに被ダメージ半減効果がついているので、発動条件であるHPが半分未満の運用でも怖くはないから。
ほんと外伝はユニット性能とスキルが噛みあっていないユニット多すぎ(特に【大盾】持ち)
【回避上昇】
回避値が20%上昇する
アルギュランの重さによる戦速落ちもなく、速さ×2がそのまま回避率になるラヴィニアにとっては鬼に金棒とも言えるスキル。
万が一敵の攻撃が当たっても被ダメージ半減効果があるので、信頼度はケタ違いである。
速さの上限値がソードマスターと比べると低いので若干素の回避率が落ちてしまうが、被ダメージ半減効果のおかげで速さの差は間違いなく帳消しに出来るだろう。
【神舞剣】
技%で発動、5回連続攻撃を行う
初めて見た自分の感想『妹もこのスキル持ってんのか~~~~い』
攻撃系のスキルとしてはまさに頂点に君臨すると言っても過言ではなく、ハルディアと同じく発動率は25%を余裕で超える。
アルギュランの性能で【神舞剣】が発動したら9割近くの敵は立っていられないだろう。
武器の使用回数が速めに減りやすいという弱点も、耐久無限のアルギュランの前では全く問題がないところも強さの1つに数えられる。
余談だが、同じ5回連続攻撃の【乱れ撃ち】を持つシーラは涙目である。
まとめ
前作では仲間にならなかったラヴィニアがようやく味方ユニットに。
20章という終盤に加入するユニットにふさわしく、強力な専用装備と強力なスキルのおかげで即戦力として大活躍してくれる。
自身を操っていたアルギュランが専用装備となり、数々の強力な補正効果を持つさまはト〇キア776のマリータを彷彿とさせる(名前を出してごめんなさい、加賀さん)
被ダメージ半減効果に加えて守備・魔防+6、おまけに耐久無限はあまりに強すぎる。
さらに兄ハルディアと同じく攻撃系スキルの最高峰である【神舞剣】も併せ持つため、ラヴィニアは攻撃面と防御面どちらも高水準の初の剣士ユニットと言えるだろう。
総合的な成長率も高いのでレベルを上げればさらなる活躍が見込めるところも〇
なので、ラヴィニアを操作出来る21章では感謝状を持たせて多くの敵を倒していこう(成長すればその後の攻略がとてもラクになる)
キャラクターとしては参戦する時期が遅いので背景は終盤に色々とわかる形になっている。
20章クリア後にバレリウスに操られた経緯が語られ、ED後に両親の元に帰ってゼイドたちに合流、バレリウスと話がしたいというのがラヴィニアのイベントシーンの全て。
基本的には兄ハルディアとの会話しかないのは個人的には残念だったが・・・
あとはEDでラヴィニアが自身のことを「私も多少は名の知れた剣士」という台詞に大きな違和感を覚えたくらい。
【神舞剣】というチートみたいなスキルを最初から持っているのに自身の評価が「多少は名の知れた剣士」だったのには「嘘だろ‥‥」という感想しか出てこなかった。
謙遜もあるのだろうが、ラヴィニアが「多少は名の知れた剣士」止まりならいったいどんな奴が名の通った剣士なのか見てみたい。
余談だが、ラヴィニアの前作の顔グラフィックも個人的には好きでした。
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