【ヴェスタリアサーガ外伝】
ペンネロープのキャラ評価とスキル解説

ザイードの過去に大きく関わる重要ユニット、過去もかなり重い

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性能

シーラに続く歩兵の弓ユニット。

初期ステータスはシーラのように完成しており、技・速さ・熟練度はもちろんのこと力の初期値もそこまで悪くない。

さらに、前作では全員が使えた魔弓フュリーがペンネロープ専用の弓になったことやスキル【魅惑】を持っているため、弓使いの中では独自のポジションを確立している。

しかし、初期ステータスが悪くなくてもこの手のユニットのもはやお約束というか、成長率は技と速さ以外が本当に悲惨。

特にHPに限っては全然伸びず、力の成長率も吟味しないとカンストなんて不可能に近い。

まぁ成長率が悪くとも【魅惑】を持っているので、相性の悪い敵には補助要員としてサポート出来るのがシーラとの決定的な違いである。

とは言っても個人的にプレイした限りだと補助要員になる機会はけっこう少なかった。

理由は魔弓フュリーは威力・命中・使用回数などが極めて優秀で初期ステータスでも十分戦っていけることと、【三連撃】のスキルのおかげで攻撃回数もかなり多いから。

注意点として、魔弓フュリーは魔弓と書いているが魔法の弓ではないことを理解しておこう。

そして弓は基本的に重いので普通だと戦速落ちに悩まされるが、ペンネロープは最初から速さが18もあるので弓で戦速が落ちても追撃に必要な戦速3を普通に確保できる。

そして、戦速が3あれば1度の戦闘で【三連撃】が発動する機会が2回生まれ、結果的にシーラと同じくらいの殲滅性能となる。

これだけ殲滅性能が高ければハッキリ言って【魅惑】でサポートをしている場合では無い。

支援効果についてはシーラ・ザイードとの相互支援があるが、シーラとザイード2人の相互支援と比べると噛ませ犬感が凄まじい。

シーラとザイードの支援効果が極めて強力なのに対して、ペンネロープは命中と回避に5%のボーナスがつくだけ、この程度じゃ別に近くに置かなくても良いくらいである。

成長傾向

技・速さは適当に育ててもカンストするが、HP・力・守備・魔防の成長率はかなり悪い。

特にHPは最大値が40もあるのに成長率が異様に低いので、HPが伸びた時は移動力が上がった時くらい喜んでもいいくらいである。

力に関しては魔弓フュリーが与えたダメージ分を回復する性能であることや弓の重さを軽減できること、力の最大値が高いことから吟味をするなら優先的に力を上げていきたい。

あと魔力が低確率で上がるが、魔力が上がっても魔法の弓は重さが20もある炎の弓しか実質無いので特に上げる必要は無し。

ただ、炎の弓は持っていると便利な場面が1度はあるのでお金に余裕があれば買っておこう。

守備・魔防は上がれば嬉しい程度。

正直少し上がったところで無理をさせられるユニットでは無いので、力が上がりきったあとに吟味をする程度で良いんじゃないだろうか。

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スキル

【魅惑】

隣接する味方の攻撃力+3

ペンネロープが持っていても違和感のない珍しくて強力なスキル。

普通であれば敵にダメージを与えられない時はただ突っ立っているだけで終わるが、【魅惑】のスキルがあることでユニットとしての仕事は絶対になくならない。

隣接するのは少し面倒と感じなくもないが、攻撃力+3は普通に考えて強力である。

ただ、個人的にちょっと恵まれてないなと思うのは同じ【魅惑】のスキルを持つベネットが上位互換の【託された想い】を習得するところ。

【魅惑】と違って範囲効果になり、防御力まで強化されるので完全に食われている。

まぁベネットは基本的にミスリーに帰ってもらい、その後は唯一の【魅惑】持ちになるのでいちおうの特別感はあるという感じ。

【潜む】

地形効果が50%UP

スキルの評価としては死んでいる印象。

ペンネロープというか弓兵の基本的な運用としては壁役の後ろから射程1の敵を攻撃をするので攻撃を受ける機会はほとんどない。

仮に反撃される敵に攻撃をするとしてもそこに有利な地形効果があるとも限らない。

そもそもこのスキルで回避率が上がるからといって避ける希望を抱いて打たれ弱いペンネロープを前に出すバカはいないと思う。

【回避上昇】があればわからなくもないが。

【致命攻撃】

技の値が致命率に加算される

技の初期値は速さと比べると少々心許ないが、だいたいカンストするので有効に活用できる。

ペンネロープの力の初期値と成長率が低いという弱点を【致命攻撃】でカバーしていくのもユニット性能と合っているしね。

技の最大値も20を超えるので、追撃と【三連撃】のどれかの攻撃でだいたい発動するだろう。

【三連撃】

20%の確率で発動、3回連続攻撃を行う

スキルとしては文句なしに強力、シーラの【乱れ撃ち】にも決して引けを取らない。

そして【三連撃】の強さを最大限生かすためにも力は吟味してでも上げていくがおすすめ(力の最大値がシーラよりも高いから尚のこと)

発動率も「絶対20%以上あるだろ・・・」と思うほど頻繁に発動してくれる。

まとめ

攻撃と補助ができる珍しい弓兵。

外伝ではペンネロープ専用になった魔弓フュリーを初め、【三連撃】のスキルによる手数の多さと【魅惑】のスキルで味方のサポートも出来るため利便性はかなり高い。

与えるダメージに期待が出来る場合には殲滅を担当し、苦手な敵がいる場合に補助に回れるというのは予想以上に便利である。

そして、初期ステータスと成長率は技・速さ以外特に秀でたものが無く、力がしっかり上がらないと活躍しないため、吟味をしてでも力は優先的に上げるようにしたい。

最大値も18とかなり高いので無理をしてでも上げる価値は十分にある。

キャラクターとしてはかなり重い過去の持ち主で、ザイードを狙っている理由も無理やりこじつけたものではなく芯が通っている。

背景を知ればザイードを殺したい気持ちも決してわからないものではない。

最終的にはザイードのことを心から許したわけではないだろうが、シーラの気持ちを知り手打ちにしてくれるのはペンネロープの心にまだ優しさが残っている証拠だろう。

その後はシーラに弓の技術を教えたり、女性らしい化粧の仕方を教えたりとペンネロープの姉御属性を垣間見ることが出来る。

EDでは終章一歩手前でシーラにノロケを聞かされて別の部隊への配属を願うように。

ちなみに、これは別にシーラたちが嫌になったわけでなく、2人の邪魔をしたくないという優しさとこれ以上ノロケを聞かされたくないという2つの気持ちによるもの。

まぁ後者が理由の大半を占めていると思うが(笑)、マジで惚気すぎだぞシーラ。

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