【ヴェスタリアサーガ外伝】
アムリュートのキャラ評価とスキル解説

前作でいうシルティンのポジション、ほぼ上位互換と言っていい

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性能

ラフィネと同じく最初から上級職で剣と弓を器用に使いこなす、初期ステータスのバランスもまぁまぁ良いので最初から使いやすい。

ただ、技の初期値が微妙に低く、全体的に弓の命中率が下げられた外伝では響いてくる。

そのため、最終的にメインの武器は弓だが、技がしっかり育つまでは命中率の高い剣で確実に攻撃を当てるようにしたい。

理想としては序盤は流浪公子の弓以外の弓は適度に持たせ、技が成長したあとは節約用のショートボウや2回攻撃の出来るリピータボウを使ってのヒット&アウェイ。

アムリュートは状態異常にならないので、アンチドウエポンやダークスリープなどを持ったやっかいな敵を倒すのをまかせるのも良い。

そしてアムリュートの背景を匂わせる流浪公子の弓は専用なだけあってかなりの高性能。

威力12・命中率75・致命率も20と弓の中ではかなり恵まれており、重さも5なので初期ステータスでもいっさい戦速が落ちない。

さらに守備と魔防も+2されるので壁役としても使える(まぁほとんど使わないけど・・・)

しかし、流浪公子の弓が高性能な弓であることに変わりはないものの、アイテムの最大数を回復するシュリの石を使う候補ではない。

理由はシュリの石の入手数が少なく、流浪公子の弓以外の武器がこぞって優秀だから。

前作のように数えるのが面倒なくらい手に入れば流浪公子の弓にもお鉢が回るが、6個くらいしか手に入らない外伝ではお鉢は回らない。

成長傾向

物理ユニットに欲しいHP・力・技・速さ・守備の成長率はどれも高い方。

しかし、この中でも速さの成長率がそこまで高くなく、適当に育てていると15にすら到達しないことも十分ありえる。

そのため、吟味をする場合は速さ一択。

速さはアムリュートにとって数少ないスキル【連続攻撃】の発動率にも関わるので、ぜひともヘタレることがないようにしたい。

他の能力は適当に育てていてもヘタレることはほとんどないと言っていいだろう。

しいて上げるなら初期ステータスの低い技と守備は最大値が高いので、少し目を光らせておくとその後の攻略がラクになる。

熟練度は初期値は高いが、個人的には成長率がそこまで高くなかった。

しかし、元から12あるのでリピータボウを持てたり、ナイトソードが持てる15まではだいたい到達するのであまり気にする必要はない。

まぁ弓の最高峰であるマスターボウが持てる18まではだいたい育ってくれるだろう。

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スキル

【強い意志】

状態異常にならない

キャラクターにあっている見事なスキルであり、移動力が高いアムリュートが持っていれば強力なスキルであることは間違いない。

前衛ユニットで持っている所もポイント。

そしてこのスキルが効果を発揮するのはアンチドウエポンやダークスリープといった遠距離で状態異常を付与してくる敵の魔法ユニット。

これらは基本的に射程が7以上あり、状態異常を受けずに撃破しようと思うと運ゲーになる。

しかし、アムリュートはこのスキルのおかげでいっさい状態異常を受けず、騎兵なので一気に距離をつめて撃破することが可能。

こういった状態異常を付与する敵を恐れずに倒しにいけるのはかなりの強みと言える。

いちおう注意点として、魔防が1しかないので反撃を受けた場合は遠隔治癒の杖やとおいやしの杖で速やかに回復させましょう。

【連続攻撃】

速さ×3%で発動、2回連続攻撃を行う

スキルとしては間違いなく強いのだか、アムリュートの速さの成長率が高くないので速さが育つかどうかで評価が大きく分かれる。

速さの初期値が10で最大値が18、適当に育てていればまぁカンストはしないような成長率なので、スキルの効果を最大限生かすのであれば速さの吟味は必須と言える。

そしてアムリュートにとって【連続攻撃】の発動率が上がることには大きなメリットがある。

そのメリットとは先ほどの【強い意志】を持っていることで遠距離魔法持ちに突っ込むことが多く、【連続攻撃】が発動すれば敵から反撃されずに倒すことが出来るから。

流浪公子の弓を足しても魔防は3しかないので無傷で倒せるならこれほど嬉しいことはない。

まとめ

騎兵で弓と剣を器用に使いこなし、成長率も高い穴のない初期上級職のユニット。

まぁ速さの成長率がそこまで高くないのである程度の吟味は必須だが、他の能力は緩やかにそして確実に伸びていってくれる。

さらに専用装備である流浪公子の弓が強力なこともアムリュートの強さの1つになっている。

そして絶対に状態異常にならないスキル【強い意志】を持つ珍しいユニットかつアムリュートにしか出来ない仕事も外伝では多いのでお世話になる機会がとても多い。

キャラクターとしては悲惨な過去の経験から祖国に強い恨みを持ちながらも、流れ着いたミスリーで穏やかな心を取り戻していく。

ラフィネという愛する女性の存在や、自分を気にかけてくれるラフィネの父ローレックに対して常に誠実であろうとするところは個人的にはかなり好印象だった。

確かミスリーに骨を埋めるとまで言っていた気がする、それほど恩を感じているらしい。

EDでゼイド軍についていく際には「ラフィネにはずっと自分のそばにいて欲しい」という今までハッキリ言わなかった言葉を口に出すのは同郷のシルティンみたいだった。

自分では過去の清算は出来たつもりでも「故郷に戻った時に自分が自分でいられるかわからない、でもラフィネがそばにいてくれるなら決して自分を見失わない」という言葉はアムリュートにしか言えない名言だと思う。

結局は自分の強さだけでなく弱さを理解しているキャラクターが魅力的なんだなと改めて思わされた、加賀さんほんと最高です。

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