【ヴェスタリアサーガ外伝】
リメイク版の主な追加要素

ヴェスタリアサーガ外伝がリメイク版になって追加された要素を感想付きでご紹介します。

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システム面

いつでもどこでもセーブ可能

これまで5ターンごとのセーブしか出来なかったのがいつでもセーブ出来るようになったことで難易度が大幅に減少。

SRPG初心者でもクリアできる程度の難易度になったと思われる。

ただ、初心者には優しい機能だが、この作品はヴェスタリアサーガⅠの正統続編でⅠをプレイしていないと話が理解できないのでⅠもこのシステムでリメイクしてほしい。

Ⅰは初心者だと普通に挫折する難易度なので余計にそう思ってしまう。

<追記>

Ⅰもリメイク予定とのこと。

画面サイズが大きく

以前よりも画面が大きくなったのだが、背景を過去の物から引き延ばしているものがあってボケている場合もあるので個人的には違和感を感じる。

攻略マップも広い所は見やすくて良いが、小さいマップだと黒い所があるのでこちらも違和感。

BGMがほとんど変更

オリジナル版をプレイしているとほぼ別ゲームのような感じでありとあらゆるBGMが変わっており、最初は違和感を感じるもののこちらはすぐ慣れてくるので好印象。

ドロップアイテム

いわゆる水色に光っているアイテムなどは敵を倒せば最大数がMAXの状態、つまり新品で入手できていたのがリメイク版では敵が使っていた場合は新品で入手できなくなった。

武器だと1回使われても特に問題ないが、遠隔治癒の杖などの使用回数が少ないアイテムを新品で入手できないのはけっこう痛い。

ここは過去作のままで良かった。

敵も攻撃後に再移動する

オリジナル版では攻撃後に再移動が出来る騎兵などのユニットでもその場に留まっていたが、リメイク版では敵もこちらと同じように再移動をするようになった。

これは難易度が上がったことを意味している。

特に外伝では鬼門と言われる20章の難易度が大幅に上昇しており、ランス部隊に何回も串刺しにされたり物理と魔法の両方をこなせる弓騎兵に集中砲火されれば普通に死ぬ。

ダメージが通らない味方には攻撃してこなくなった

オリジナル版だとこちらにダメージが通らなくても攻撃してきたのがリメイク版では攻撃してこなくなったので硬い味方で釣って瀕死にする戦法が使えなくなった。

個人的に12章の火矢長弓兵を魔防カンスト+耐魔の指輪+【辺境の名将】込みのベネットで釣れなくなったのは難易度上昇だと思った。

ベネットにダメージが通らないと見るやローレックたち魔法弓に弱いユニット目がけて歩を進めてくるので、12章になるまでベネットの魔防は4に留めておきたい。

アイテム欄がいっぱいでもストックに送れるように

けっこう批判されていたⅠではアイテム欄がいっぱいでも買い物が出来たのに、外伝ではいっぱいだとそれ以上購入できなかったのがリメイク版ではしっかりと改善。

わざわざマップ上で買い物をするためにアイテム欄を少し開けておかなくてよくなったのは地味ながら嬉しい要素である。

そのかわり14章で強制的に入手する呪いの書がストックに送れなくなってしまった。

まぁバーゼルヘンに持たせるでしょうね。

後日談の追加

上の画像の様に短いながらもその後のキャラクターの後日談が描かれるようになった。

操作出来るユニットだけでなく、少数ながらゲストユニットたちの後日談もあるので感慨深い気持ちになったり思わずニヤけてしまったりと様々な感情が生まれることだろう。

多くのプレイヤーは加賀さんゲーにこういうのを求めているんだよ。

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ユニット面

ゼイド

所持品からショートソードが無くなり、ロードアスラルの性能がオリジナル版の救済モードでの使用回数60回、力・守備+2となって純粋に強化された。

救済モードのスキル【メレダの英雄】は廃止され【指揮官Ⅱ】が所持スキルとなる。

シーラ

紅蓮の弓の使用回数が倍の40回となってケチらずに使えるようになった、まともな魔法弓は紅蓮の弓しか無いのでありがたい。

スライン

救済モード限定だった最高峰の長弓であるペネロペの長弓が使えるようになり、Ⅰに近い長弓の強さを体感できる。

性能もさることながら重さが14と長弓では軽いので追撃を狙えるようになったのも嬉しい。

3章でのヒルダとの会話は忘れずに。

ベイモンク

クライマハイの使用回数が60回になって殲滅性能UP、でもシュリの石を使うまでも無い。

初期値の守備4もあいかわらず残念。

ネルケ

ネルケの杖の使用回数がオリジナル版の3倍である24回に増えて射程5まで完備するように。

オリジナル版では16章で買える奮起の杖と同じ性能・使用回数で専用杖としてはかなり微妙な位置だったのがリメイク版では唯一無二の強力な専用杖へと生まれ変わった。

特に射程5の恩恵が大きく、様々な使い方が出来るようになったことで戦略性も広がる。

おそらく『リメイク版で1番強化されたのはネルケでは無いのか?』と思うほどの性能なのでシュリの石は絶対に使いたい。

もう専用杖が4000Dとは言わせない。

ドレーク

シナグルの使用回数が倍の56回になってさらに強化、唯一の射程1~2の剣で希少性が高く強いのでシュリの石を使う候補に挙がる。

ジョナサン

【値切り上手】のスキルが追加。

金欠に陥りやすいこのゲームで商品を25%値引きで買えるのはかなり便利であり、武器が少ない序盤から使えるのはかなり嬉しい。

4章ではショートボウやライトアクス、5章でのセナ商店で魔法各種やマップでカトラスやスピアなどの購入、6章で節約武器やピラム+1などを多めに買っておきたい。

値切り上手教えます入手後は影が薄くなるが、序盤から全ての商品を割引価格で購入出来ることにこのスキルの強さはある。

フォーヴ

オリジナル版では8章のラベル村訪問で特別な会話があるだけだったが、リメイク版ではそれに加えて勇者の斧というフォーヴ専用の強力な斧が手に入るようになった。

勇者の斧は威力15・命中90・致命10・重さ7・2回攻撃・使用回数60回と、元から強いフォーヴがさらに強化される。

同じ2回攻撃が出来るマスターアクスの威力が12と考えると勇者の斧の凄さがわかる。

サリネ

父ロズフェルに話しかけることで貰えるアイテムが魔力の指輪から専用の沈黙の杖へと変更。

杖として見れば強力な部類に入るが、沈黙の杖は射程5で相手のうっとうしい遠距離魔法のアンチドウエポンなどは射程が7なので専用杖としての評価はイマイチ。

いくらロストしないといってもそう簡単に前には出せないので生かせる場面は少ない。

というか、敵や味方が使う沈黙の杖は射程が7もあるのにサリネ専用の沈黙の杖は射程5って冷遇されすぎである。まだまだ1人前の杖使いではないということか・・・

アイテム面

武術のすすめ

3章のハイデ村(北西の村)を訪問すると貰えるリメイク版の追加アイテム。

説明欄に全成長率が上がると書いているように移動力や魔防が上がらないユニットでもこれらのステータスが上がるようになる。

いわゆる感謝状系アイテム。

ただし、1度持たせたユニットから他のユニットに渡すこともストックに送ってその後にじっくり決めるということも出来ないので渡すユニットは慎重に選びたい。

まぁ普通に成長率の悪いアシュラムに持たせる人が大半だと思うが・・・・・

恩寵の秘薬

救済モード限定のアイテムが普通に入手できるようになった、それだけ。

コルデア農民感謝状

オリジナル版だと【素質】のスキルがつかない成長率アップアイテムでしか無かったが、リメイク版では成長率アップに加えて【オラブウエポン】のスキルが付与される。

【オラブウエポン】は武器の耐久力が減らないチートじみたスキルのため、オリジナル版と比べて価値が大幅に上昇した。

21章から使えてシーゼルに渡してクリアで22章、24章で使ってジョナサンのストックに入れて25章とほぼ全てのマップで使えるので攻略貢献度はかなり大きい。

エズレルに持たせてシャインビット無双したり、紋章の聖剣を持ったドレークを最強の殲滅役&壁役にしたりと使い勝手は豊富。

コルデア農民感謝状があれば16章でシュリの石を買わなくても良いとさえ思えるほどである。

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