【ヴェスタリアサーガⅠ+】
リメイク版でのユニットの変更点解説(前編)

 

リメイク版であるヴェスタリアサーガⅠ+ではほぼ全てのユニットに調整が加えられました。

そして、オリジナル版から性能が強化・弱体化したユニットが様々おり、この記事ではそういったユニットの目立つ変更点の紹介とそれに伴うユニット解説や評価をしていきます。

それでは、どうぞ。

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ユニットの主な変更点(加入順)

ゼイド

オリジナル版からの主な変更点

  1. 初期ステータスの守備が1下がった
  2. 1章のアリシャとの会話でHPが+1される
  3. 所持品に専用の盾ランペリア☆が追加 ゼイドの最強盾
  4. S盾を装備することが出来る
  5. レベル13でスキル【連続攻撃】を習得

盾が導入された影響からか守備の初期値が1下がったが、成長率は変わらず高水準を維持。

レベルを上げれば確実に強くなっていくのはオリジナル版と同じで、リメイク版ではレベル13で【連続攻撃】のスキルを習得するので攻撃性能が強化。

オリジナル版と外伝のゼイドを融合させたような良いとこどりの性能となった。

専用の盾であるランペリア☆はM盾と同じ守備力+6の効果で扱いやすく、序章でのトロイとの会話で防御面が強化される支援を受けられるのでゼイドの硬さはさらに増す。

これらの強化に加え、オリジナル版と同じくストックが使えるので、さらに非の打ち所のないユニットになった。

アトル

オリジナル版からの主な変更点

  1. 強制出撃マップの増加
  2. スキルはオリジナル版通常モードの【カリスマ】に固定
  3. レベル14でスキル【魔法の盾】を習得

オリジナル版に比べて強制出撃マップが誰よりも多くなっており、主人公のゼイドに次ぐほどの出撃回数になった。

これに伴い、役割の被るリリアが微妙に出撃させにくくなったかもしれない。

レベルアップによって被ダメージを軽減する【魔法の盾】を習得したが、そもそも前に出すことは無く、攻撃されないように運用するので発動する機会は0と言っていい。

抜群の魔力成長率のおかげで発動率は高くとも、攻撃されない位置に常にいる。

トロイ

オリジナル版からの主な変更点

  1. 序章のゼクスとの会話で専用の間接槍ロンギネス☆を取得
  2. その後のゼイドとの会話でゼイドに支援効果
  3. 所持品にスピア・Sシールド・軍旗☆が追加
  4. S盾とM盾を装備出来る
  5. スキル【三連撃】の習得がレベル15に変更

オリジナル版でもめちゃくちゃ強かったが、リメイク版でもその強さは健在。

騎兵という恵まれた兵種にバランスの整った初期ステータスと高い成長率、これだけでもお腹いっぱいなのにリメイク版ではさらに守備力を上げる盾と下級職でも使える間接槍ロンギネス☆まで手に入るという優遇っぷり。

そして、ダメ押しと言わんばかりにゼイドの防御方面を強化する支援効果までつくようになった。

【三連撃】の習得が遅くなったのは明らかな弱体化だが、他の強化が目立つためユニット評価はプラスになっている。

ボナセル

オリジナル版からの主な変更点

  1. ファランクスがロングスピアに変更 Mシールドも所持
  2. S盾とM盾を装備出来る CC後はL盾も装備可能
  3. 新たに【護衛】と【騎兵殺し】のスキルを習得
  4. かわりに【怒り】のスキルは無くなった
  5. プロディへの支援が追加

味方のかわりに攻撃を受ける【護衛】のスキル習得により大きな存在感を示すようになった。

今作の【護衛】はベルウィックサーガと違い発動時に防御力が半減されないのでボナセルの硬さそのままで味方を護衛できる。

代わりに攻撃を受けてくれる効果自体も強力だが、敵が大群で押し寄せた時にあえて打たれ弱いユニットを前衛に置き【護衛】することで全ての敵の攻撃をボナセルに集中させターンを凌ぐ使い方も効果的。

8章のような騎兵が押し寄せるマップでは【騎兵殺し】のスキルも相まって大活躍してくれる。

しかし、CCしても移動力は4のままなのはオリジナル版と変わらず、CCさせる恩恵も無いので後半は存在感が薄い。

プロディ

オリジナル版からの主な変更点

  1. レベルが1に下がり、筋力・技・速さが1づつ下がった
  2. 2章のボナセルとの会話でHPが+1
  3. 所持品にMシールドが追加
  4. S盾とM盾を装備出来る CC後はL盾も装備可能
  5. 新たに【山賊退治】と【貧乏性】のスキルを習得
  6. 代名詞とも呼べる【隣接護衛】のスキルは無くなった
  7. CCで【大盾】と【三連撃】のスキルを習得する

スキル【護衛】によって存在感を示したボナセルと違い、【隣接護衛】のスキルを失ったのはプロディにとっては痛すぎる。

オリジナル版では【隣接護衛】のためだけに出撃させるといったことも多々あったのに、それが無くなったことで出撃機会は大幅に減少。ただの成長率が高いだけのユニットになってしまった。

そしてレベルが1下がったことによる技・速さの減少も痛く、この2つは伸びづらい傾向にあるので追撃が発生するのも時間がかかる。

【勤勉】のおかげで成長速度が速いのは評価点だが、熟練度が伸びてくれないとスピアすら使えないのでレベルは速めに上げておくことに越したことはない。

新たに追加されたスキル2つとCCで覚える【大盾】【三連撃】の4つが力を合わせても【隣接護衛】のスキルの足元にも及ばないのでリメイク版では割りをくったユニットと言える。

ジャン

オリジナル版からの主な変更点

  1. HPの初期値が2上がった
  2. 2章のアッシュとの会話で力が1上がる
  3. 専用の友情の斧☆の性能が弱体化
  4. 新たにスキル【粉砕】を習得
  5. ジャイアントになっても移動力は5のまま

HPの増加と力が伸びるイベントはあるに越したことはないが、この2つはジャンにとって気にせずとも自然カンストするので、そこでは無く技・速さ・守備のいずれかが伸びて欲しかったというのが多くの人の本音だろう。

体感的にもこの3つの成長率が上方修正された形跡も感じられず、レベルアップではHPと力しかほぼ上がらないのはオリジナル版とリメイク版双方での悩みの種である。

さらに専用の斧である友情の斧☆の威力と守備力の+補正が下げられたのも地味に痛い。

他にも、貧弱な耐久面をスキル【斧防御】で補っていたのに、効果が物理ダメージ50%減の効果に変更されたのでオリジナル版よりも耐久面は脆くなってしまった。

ただ、新たに習得したスキル【粉砕】は1回だが威力3倍という力持ちのジャンにふさわしい強力なスキルになっていて、1発の威力が50を超えることも珍しくなく、盾持ちのアーマーだろうが文字通り【粉砕】してくれる。

注意点として、ジャンは技の初期値と成長率が悪いこと、アッシュからの支援が微量なことなどが重なり命中率が安定しないので、【粉砕】のためにも技能の秘薬はジャンに積極的に使うのがおすすめ。

射程2で【粉砕】する時用に割高ではあるが、命中の高いハチェットも持たせておこう。

アッシュ

オリジナル版からの主な変更点

  1. HPの初期値が2上がった
  2. リリアとの相互支援が超強化された
  3. 6章クリア後に専用の見習い戦士の盾☆が貰える
  4. CC後は全ての盾を装備出来る
  5. 【薬草摘み】の効果が向上した

相棒のジャンに比べてバランスよく成長するのはそのままに、リメイク版では多くの強化を受けた恵まれたユニット。

まず、リリアとの相互支援がオリジナル版よりも大きく強化。攻撃力・防御力・命中などが大きく上がり、ステータスが貧弱な序盤でも扱いやすくなった。

さらに、6章では強制出撃に変更。

クリア後にはリリアの父メーヘンから見習い戦士の盾☆を貰うイベントも追加され、使用回数40回・守備+5と軽兵で盾を装備出来る唯一無二の個性を習得した。

CC後には【盾装備】のスキルを習得。

全ての盾を装備可能になり、Lシールドを持たせれば軽兵でありながら守備力が20に届く可能性も決して夢ではない。

打たれ強い軽兵というだけで使いやすさは抜群なのでレベルは速めにあげておくようにしたい。

レベルを上げると【俊足】【薬草摘み】といった便利なスキルを習得するのもそのままなので、バトルソウなどの使い勝手の良い斧を優先的に与えて6章付近でレベル15にするのもおすすめ。

オリジナル版の【薬草摘み】は最初の5ターンや5の倍数では絶対に摘んでこなかったのがリメイク版ではそれが無くなり、23ターン以内であれば摘む可能性が出たことで【薬草摘み】を習得するレベル15にするメリットがオリジナル版よりも上がった。

ただし、薬草を摘む時の台詞でもわかるようにリリアがいないと絶対に発動しないのはリメイク版でも変わらない。

デューン

オリジナル版からの主な変更点

  1. アリシャとの会話で幸運が+1される
  2. スキル【連続攻撃】の習得がレベル7になり、レベル16で【確定連撃】に進化する
  3. レベル19でスキル【待ち伏せ】が【先制攻撃】に進化する
  4. 6章と9章が強制出撃になった

オリジナル版でもかなり強かったので、リメイク版ではあまりテコ入れされないと思っていたのに大幅なテコ入れが施された。

もはや、リメイク版では上方修正ランキング1位と言っていいほどの超強化を受ける。

ステータスが貧弱な序盤は普通だが、レベルを上げればしっかり成長していくのはリメイク版でも変わらない。大きな違いとして各種スキルの習得レベルが速まったことでレベルを優先的に上げるメリットが増した。

特にスキル【連続攻撃】がレベル7と速い段階で習得し、レベル16で【確定連撃】に進化。

優秀な成長率と専用の聖弓ハルギッド☆を携えての【確定連撃】は反則レベルと言ってもいいほどの火力を叩き出す。

さらに、レベル19で【待ち伏せ】のスキルも【先制攻撃】に進化してさらに強さが増す。スキルが【先制攻撃】に進化したこともあり、17章の5連戦は無傷で済んでしまうレベルになった。

アリシャ

オリジナル版からの主な変更点

  1. 恩寵の杖☆がアリシャ専用になった

リメイク版でも使えるのは2章まででそこから永久離脱するのは変わらない。

目立つ変更点はやはり専用の恩寵の杖☆がアリシャ専用になり、アリシャがいなくなっても専用なのは変わらなくなった。

そのため、オリジナル版では節約のために治癒の杖を使わせていたのがリメイク版では逆転し、恩寵の杖☆だけしか使わせない方が攻略する上ではプラスになる。

売っても1デナリスにもならないため30回は遠慮せずに使おう。3章までにはまず枯れない。

メルディ(ナイト)

オリジナル版からの主な変更点

  1. レベル7でスキル【盗賊退治】を習得
  2. S盾とM盾を装備出来る
  3. 第5章で愛のムチが手に入る

性能はほぼオリジナル版そのまま、使い方もオリジナル版と同じ魔法武器との二刀流。

強化された点としては盾を装備することでの耐久力上昇や、レベル7で【盗賊退治】のスキルを習得したくらいで大きな変化はない。

逆に2章で連れ去られた時のシルクナイトの方が大きな強化を受けているので相対的に弱体化。

とはいえ、ナイトメルディの強みであるレベルアップ回数の多さは相変わらず健在。オリジナル版と同じく2章で仲間にしてからはすぐにレベルを上げてステータスを強化しておこう。

あとは5章のマタグロス撃破のために体力の秘薬や防御の秘薬を投入する候補にも挙がる。

体力の秘薬は少し成長しにくいHPを補えることや、レベルアップ時にダンデライオン☆を装備していても守備力が上がらないことも多いので、マタグロスのツバイピラムには耐えれるように調整しておきたい。

また、8章での新たな敵登場によりCCアイテムである白銀の鞍が手に入るので、速めにレベルを20に上げての早期CCもおすすめ。

トロイと違って戦闘での計算違いも起こりにくいので、良い削り役になってくれる。

チェザル

オリジナル版からの主な変更点

  1. アトルの強制出撃増加や宝箱が増えたことにより自然と出撃機会が増えた
  2. チェザル本人に強化は無いが、あらゆる面がチェザルのユニット価値を上げている

見た目通りの非戦闘員なのはリメイク版でも変わらず、運用方法も同じ。

と、言いたいところだが、リメイク版では多くの調整が施されたことによりチェザルの価値はオリジナル版よりも遥かに上昇した。

まず、アイテムが増えたことでCC後に習得する【値切り上手】のスキルの価値が上昇。

オリジナル版では11章で加入するマーヤが持つスキル【買い物上手】の下位互換だったが、割引率が15%に減少したことで【値切り上手】のスキルが王者として君臨するようになった。

これに伴い、5章でチェザルをCCさせるのにはメリットしか無くなり自然とTハンターになる。

他にも、アトルの強制出撃が増えたことでチェザルの稼ぎのためにも出撃させる機会が自然と上昇したり、先ほどの【値切り上手】も合わさり不動のスタメンと言えるくらい毎回出撃することになる。

さらに、流星の短剣に【陽炎】のスキルが追加されたことでの回避盾、8章に宝箱が増えたことも出撃機会の増加につながっている。

シーゼル

オリジナル版からの主な変更点

  1. 初期ステータスのほとんどが上昇
  2. そのかわり上級職ではHPと守備の最大値が減少
  3. 新たにスキル【俊足】を習得
  4. レベル14で【回避上昇】、レベル20で【起死回生】を習得する
  5. 専用のデュワマーテル☆が超強化されている
  6. 18章入手の母の首飾り・父の作品も超強化されている

デューンと同じく、オリジナル版の時点で強かったのにリメイク版ではさらに強くなった。

加入レベルはそのままで主要な能力のほとんどが上昇。スキルも移動力が上がる【俊足】を習得し、同じ魔法ユニットであるアコルトとの差別化にもつながっている。

さらに、レベル14で【回避上昇】レベル20で【起死回生】のスキルを習得するのでレベルを上げると確実に強くなっていく。

専用魔法のデュワマーテル☆も威力と使用回数の上昇、重さが軽減されてさらに扱いやすくなった。

デュワマーテル☆の被ダメージ半減効果とスキル【起死回生】【魔法の盾】【回避上昇】もあり、CC後は魔法ユニットにも関わらず、前に出してもビクともしないユニットになる。

ほんのささいな弱点と呼べるのは販売アイテムの有限化により、序盤は買える魔法が少ないこと。

1マップで1つ売っていれば良いくらいの量しか販売されていないので、強いからと言って魔法の連発はあまりしない方が良い。

ザイード

オリジナル版からの主な変更点

  1. 所持品がハチェットから専用のプランディ☆に変更
  2. 新たに【絶対回避Ⅰ】のスキルを習得
  3. 専用のアグザの聖斧についていた【魔法の盾Ⅱ】が大幅な弱体化

専用のプランディ☆は、軽くて使用回数が多く、そこに反撃不可の効果・守備力+3・スキル【潜む】がついている優秀な投擲斧。

反撃不可は文字通り敵から攻撃されても反撃しない効果になっている。この効果のおかげで初期上級職のザイードが序盤の敵を無駄に倒してしまう心配が無くなるので、育成面ではとても有用な効果と言える。

守備力+3の補正も守備力が低いザイードにとってはありがたい。

さらに、プランディ☆には仕様なのかは不明だが、射程2同士の状態でこちらから攻撃すると反撃されないという特殊な効果がある。

この効果のおかげで射程2の相手には反撃されない唯一無二のユニットという顔も持つように。

3章のシーラとの二者択一で入手するもう1つの専用斧であるアグザの聖斧☆は威力や魔防+3の効果はそのままだが、設定ミスなのか【魔法の盾Ⅱ】がⅠに変わりただのお飾りになってしまった。

もちろんアグザの聖斧☆は強いが、【魔法の盾Ⅱ】を失ったのは普通に痛いのでリメイク版ではシーラの紅蓮の弓☆に軍配が上がる。

【魔法の盾Ⅱ】が無くなったからなのか、【魔法の盾Ⅱ】よりも5%発動率の下がった攻撃を20%の確率で避けるスキル【絶対回避Ⅰ】が新たに追加された。

シーラ

オリジナル版からの主な変更点

  1. 初期ステータスが強化されている
  2. ザイードから受ける支援が超強化 作中最強の支援
  3. 新たにレベル18でスキル【強弓】を習得

レベル1での加入は同じだが、初期ステータスがそこそこ強化されている。

中でも貧弱な筋力が1上がったこと、装備レベルが大きく上がったことでグレートボウをいきなり持てるのは嬉しい限り。

そして、リメイク版のシーラで1番目を引くのがザイードから受ける支援効果。命中以外が大きく強化され、特に攻撃力と守備力が+3されるのは作中の支援効果の中ではNo.1の性能を誇る。

普通は攻撃か守備のどちらかしか+3されない、もしくは攻撃・守備+1程度なのにシーラはその両方が+3は恵まれすぎである。

3章の二者択一で貰える紅蓮の弓☆はザイードのアグザの聖斧☆が少し弱体化したこと、【タリスの修理】で修復できる個数や出撃機会が増えたことでオリジナル版よりも選ばれやすくなった。

盾の登場によって魔法武器の価値が上がったこともあって個人的にも紅蓮の弓☆をおすすめする。

そして、レベル18で【強弓】のスキルを新たに習得。ベルウィックサーガの【強弓】と効果は同じだが、命中率が15%下がるデメリットは無いので扱いやすいスキルになっている。

まぁそこまで使わないが・・

ハルディア

オリジナル版からの主な変更点

  1. 新たにスキル【盗賊退治】を習得
  2. スキル【気合】は無くなった
  3. レベル8でスキル【受け流し】を習得
  4. 13章が強制出撃になり、ラヴィニアと会話するとスキル【怒り】を習得

初期ステータスはそのままで【気合】のスキルが無くなり、かわりに【盗賊退治】を習得した。

スキル【盗賊退治】は技の初期値も成長率も高いハルディアとはとても相性が良く、このスキルのおかげでやっかいな盗賊を1回の攻撃で沈めることも十分可能となる。

出撃できるようになる4章で大量の盗賊をブロードソード1発で倒せるのは頼もしい。

そして、レベル8で新たに【受け流し】のスキルを習得し耐久面でも強化された。過信は禁物だが、発動率が技のおかげで発動しやすく物理攻撃を80%もカットしてくれる優良スキルとなっている。

他にも、妹ラヴィニアが登場する13章は強制出撃となり、会話することで【怒り】のスキルを習得するように。

ただ、スキルとしては強力だが、ハルディアは【受け流し】のスキルが追加されたとしても基本的には攻撃を受けないように立ち回るので相性はあまり良くなかったりする。

あと地味な強化点だが、魔剣ナイトメアがリメイク版では店売り合わせて2個手に入るので間接的には強化されたのかも知れない。

エイル

オリジナル版からの主な変更点

  1. S盾を装備できる
  2. レベル11でスキル【必殺】を習得

自由に移動できる飛行ユニットという兵種自体が強力なためか、目に見えての強化は無い。

守備力を強化出来るS盾を装備出来ることが強化と言えるくらい。レベル11で習得するスキル【必殺】はエイルにとっては使う機会はほとんどないスキルになっている。

習得する頃には武器も豊富に揃っているのでわざわざ【必殺】を使わなくても良く、使うと【連続攻撃】のスキルが死んでしまう。

エイル自体が強力な女性魔法剣なども扱える性能上、硬い敵には魔法武器というように使い分けが出来ることも【必殺】のスキルが使われない理由の1つになっている。

あと、間接的に強化されているなと感じるのはリメイク版で姫戦士の剣が登場したこと。

武器としての性能は説明いらずの強さを持ち、そこに速さ+5がついているので単純にスキル【連続攻撃】の発動率が15%上がるのはエイルと抜群に相性が良い。

ルビナと比べると速さ成長が少し鈍いのもあり、姫戦士の剣を持たせて補っておこう。

ルビナ

オリジナル版からの主な変更点

  1. 技の初期値が3上がっている
  2. 所持品にSシールドが追加
  3. S盾を装備出来る
  4. 新たにスキル【対空攻撃】を習得
  5. レベル14でスキル【貫き】を習得

成長率が高いおかげで序盤は弱くても強くなるのがルビナなので、『強化されるんだったらエイルだろうな~』と思っていたのにルビナの方が強化されていてエイルが可哀想に映ってしまう。

技の初期値上昇とSシールドの追加、飛行の敵に特効がある【対空攻撃】とレベル14で【貫き】のスキルを習得と追加要素が多い。

特に目を引く【対空攻撃】のスキルに記載されている飛行の敵の中にはイーグルライダー以外にドラゴンなどの空飛ぶ魔物にも有効なので特効の範囲は意外と広く、魔法武器で攻撃すると結構なダメージに期待が出来る。

ただ、ドラゴンなどの魔物に特効があるのは有効に活用できるが、イーグルライダーなどの人間の敵と戦う場面は数えるほどしか無いので、ほとんど魔物専用のスキルになっている。

いちおう20章の敵にドラゴンナイトが大量に追加されたものの、戦う頃には大量の味方がいるのでスキルを生かせているとは言いにくい。

【貫き】のスキルは槍で射程が1~2あるので、剣を使うエイルの【必殺】よりは扱いやすい。

しかし、これもエイルのところで語ったように【貫き】を使うような硬い敵は魔法武器で処理できるので使う機会は少ない。

アスラン

オリジナル版からの主な変更点

  1. 特になし

5章で離脱して20章に再加入する、もはやゲストユニットと呼んでもいいほどの出撃章の少なさはオリジナル版と変わらない。

5章でフロイライン☆を持たせると持っていくので制圧前はアイテムを持たせないようにしておく事。

メルディ(シルクナイト)

オリジナル版からの主な変更点

  1. 登場章が5章に繰り上げ
  2. S盾を装備出来る
  3. ダンデライオン☆が入手可能に
  4. スキルの追加と性能向上
  5. 専用のファニーローブ☆入手

リメイク版で大きく調整が施され、オリジナル版と比べて明らかな強化を受ける。

オリジナル版の時は11章という折り返し地点で登場し、その頃には頼りないレベルと初期ステータスだったのが5章の登場へと繰り上げられ、さらにダンデライオン☆も入手できるようになった。

そして、何よりも嬉しいのが成長率が上がるスキル【名馬騎乗】の効果が10%から20%に上がったこと。

メルディは平均的な成長率が多く並び、成長が運に大きく左右されていたのが【名馬騎乗】のおかげでほとんどが40%近くとなり、レベルアップで多くのステータスが上がりやすくなった。

【名馬騎乗】のおかげでレベルアップ回数19回という少なさも大きく緩和されたと言える。

さらに、ナイトメルディ同様【盗賊退治】のスキルを習得し、兵種スキルで【起死回生】のスキルまで追加、魔防が上がる唯一のローブであるファニーローブ☆まで追加されるという至れり尽くせりな強化を受けた。

初期ステータスの貧弱さはあいかわらずだが、これほどの強化を受けるのならナイトメルディを蹴ってシルクナイトメルディを選ぶ選択肢も十分出てくるだろう。

ただ、シルクナイトメルディにする場合は序盤の難易度が上がってしまう点に注意したい。

特に5章では女の子から幸運の指輪を貰うのが遅くなったり、メルディを追いかけてくるザコ敵が他とは2ランクくらい強さが違うので倒すのが面倒だったりとデメリットは結構多い。

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