【P5R】
目玉要素である3学期の悪かった所

(C)ATLUS

ペルソナ5ザ・ロイヤル(P5R)の3学期についての悪かった所を解説付きで紹介。

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3学期までの道のりが長すぎる

普通のRPGと比べてクリアまでのプレイ時間が平均で80時間くらいかかるのに、売りである3学期はその後でないと解禁されない。

しかも、特定のコープを進めていないと無印版と同じ終わり方をするという地雷付き。

これはかなりの問題であり既プレイヤーはストーリーの再放送を強要され、新規プレイヤーは攻略サイトを見ないと3学期にたどり着けないという双方に不便を強いている。

このどちらのプレイヤーに対しても優しくない設計はなんとかならなかったのだろうか。

発売前の放送では「無印版と比べてさらにスピーディーになりました」などと言っていたのに、3学期に入るまでの時間があまり変わらないとはどういうことだ!!

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レベルが上がってもスキルの習得は無し

せっかくの3学期が増えてレベルが80を超えるのに、習得するスキルは無印版と同じでだいたいレベル75で打ち止めとなっている。

新キャラクターである芳澤かすみもレベル80でスキルを1つ覚えるだけでスキル構成の楽しみも無いし、明智吾郎(ロキ)に関してはペルソナ覚醒で覚える1つのみとさらに不遇。

まぁ3段階目のペルソナ覚醒で習得するスキルを目立たせるためでもあるんでしょう。

ただ、値段をフルプライスで販売している手前、これに関しては「手抜きすぎる・・・」と言われても仕方ないくらい味気ない。

数日間、ランニングゲームを強要される

「こいつは何を言ってるんだ?」と思うかも知れませんが、3学期では序盤に仲間たちの近況を見に行くというイベントがあり、なぜかショートカットが一切使えません。

そのため、1日ごとにルブランから駅に向かう→階段を上る→仲間の所に向かう→寝る→ルブラン→というのを5回以上は強制されます。

この強制イベントはなかなか面倒くさく、せっかく3学期までの長い道のりを経て新たなストーリーを楽しもうと思っているプレイヤーの心にブレーキをかけてきます。

プレイした人ならわかるはず・・・

せめてショートカットが使えたらこんな不満は無かったと思うので、この点に関しては本当にアップデートで改善してほしい。

出来ることが少なすぎる

無印版ペルソナ5をプレイしていた人であれば3学期になる頃にはほとんどのコープを10段階目まで上げていると思います。

そうしていた場合は誰のコープも上げる必要が無くなり、出来る事と言えば仲間のペルソナ覚醒・かすみのコープ上げ・主人公のジム通い、この3つくらいしか残っていません。

しかも期日である2月まではかなりの余裕があり、仲間のペルソナ覚醒のために何日か過ごしたとしても余裕で10日以上は余ります。

その仲間のペルソナ覚醒の合間にかすみのコープを10段階まで上げれば、出来ることはもうジムに通うことしか残っておらず、決戦まではジム通いばかりになるでしょう。

せっかく3学期が増えたというのに、出来ることが増えていないのでもう少し出来ることを増やしてほしかったというのが本音。

2周目を踏まえてジャズバーに入り浸っても良いけど、面倒くさいからなぁ~

感想

総合的に見ると完成度は高いけど、行くまでが本当に長い

無印版のペルソナ5は何度も延期を繰り返しながら3年前にようやく発売され、多くのゲームファンを魅了した神ゲーです。

そして神ゲーだからこそ完全版であるペルソナ5ザ・ロイヤル(P5R)の発表には無印版を遊んだプレイヤーは狂喜乱舞し、P5Rの発売日を心から待っていたことでしょう。

しかし、いざ購入してP5Rをプレイしはじめると苦痛の比率の方が高かったのが残念。

そもそも購入しているのは無印版のペルソナ5プレイヤーがほとんどで、そういう人たちはストーリーを未だにしっかりと覚えており、もう1度見るというのは苦痛でしか無い。

さらに目玉である3学期は全体の1割程度しか無く、それを楽しむために8割以上知っているストーリーをもう一度というのは酷すぎる。

個人的には新規プレイヤーには心からおすすめ出来るゲームだが、無印版をプレイした人には「時間に余裕がある時にプレイしてね」としか言えない両極端なゲームと言える。

 

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