序盤は弱いが、しっかり育てれば最強の弓と共に大活躍する
性能
ベルウィックサーガの弓兵の中では最も大器晩成という言葉が似合うユニット。
最初は弓技能が他より高いだけで貧弱なステータスと弓に関わるスキルは【狩人】しか持っていないので命中率がぜんぜん安定しない。
イストバル唯一の持ち味である弓の技能値22も3章からだと恩恵を感じにくくもなっている。
しかし、序盤の使いにくさを我慢して育てるとレベル15で【狙撃】、20になると【追撃】のスキルを習得して殲滅力がケタ違いになる。
序盤に言ったようにイストバルはレベルを上げれば活躍する大器晩成のユニットなのだが、レベル上げは思っているよりもしんどいので、育てるのであれば鋼の精神が必要になる。
序盤の使いにくさはもちろんのこと、騎士団入りさせるための強制出撃のマップも多いので貴重な出撃枠を頻繁に割かなければならない。
しかもイストバルを出撃させることによって自然と攻略難易度が上がる所もかなり面倒。
個人的にはイストバルとソフィーのストーリーは感動するほど大好きなのだが、強制出撃のマップが多かったことは正直苦痛だった。
ただ、育てる苦労を乗り越えると【狙撃】や【追撃】の他に、ベルサガでは最強の弓であるパスカニオンも手には入るので、我慢して育てる価値は十分あると思っています。
パスカニオンは威力10で精度9・防御+6・回避+18・炎の追加ダメージ+10というボーナスがてんこ盛りの高性能すぎる弓となっている。
ただ、デメリットとして(50-弓技能)%でダメージを受けるので、速めに50まで上げましょう。
成長率
ステータスの成長率
HP | 筋力 | 防御 | 俊敏 | 精神 | |
成長率 | 35% | 25% | 9% | 25% | 0% |
補正値 | ± 3 | ± 3 | ± 2 | ± 2 | ー |
成長率はHPの成長率が高いだけであとはどれも平均的、そして補正値の幅が広くてヘタれる可能性もあるので注意はしておこう。
そして、個人的に吟味が必要なのは俊敏>筋力>防御・HPの順番となっている。
俊敏は【追撃】の発動機会を上げるため、筋力は弓の重さ軽減と【追撃】のダメージを上げるためにも吟味はほぼ必須、防御とHPはイストバルの性能的にそこまで重要ではない。
技能成長率
短剣 | 剣(CC後) | 弓 | |
成長 | 20 | 90 | 80 |
最大値 | 30→50 | 40 | 40→60 |
見てわかるようにメインの武器は弓。
CC後に使えるようになる剣の方が弓よりも成長率が良いのは大きな疑問だが、最後まで弓をメインに戦っていくのがおすすめ。
所持スキルも弓のものばかりだし、何より専用装備であるパスカニオンが弓だからね。
あと山賊に一時期身をやつしていたからなのか短剣も扱うことが出来るけど、技能成長率は終わってるので1度も使う必要はありません。
スキル
【狩人】
森にいる敵の地形効果を無視する
イストバル専用のスキルで、森に待機している敵の補正を0に出来るのは地味に便利。
【狩人】の効果は鳥の置物を買ったリースとイストバルの2人しか使えないので、森林にいる敵にはこの2人に対処してもらいましょう。
12章の異教の神ではめちゃくちゃ使える。
【潜む】
森林や民家などの上で攻撃などを行わないと敵から視認されない
誰が持っていても便利なスキルなのでイストバルが持っていても便利なことに変わりはない。
さらに、先ほどの【狩人】のスキルで森林の敵を撃破することも多いので、【潜む】で隠れながら【狩人】のスキルを生かすことが出来る。
【迷彩】
地形効果が1.5倍になる
効果は良いんだけどいかんせん地味。
回避が上がるといってもベルサガは被弾する時は被弾するので、「【迷彩】のおかげで避けられた~」と感じることもほとんどない。
というか、そもそもパスカニオンが手に入るまではイストバルを壁役にはしないんだよな~
【夜目】
索敵マップでの視界が+1される
ベルサガは索敵マップも多く、敵味方は自身の3マス以内しか確認が出来ないものの、【夜目】のスキルを持つイストバルだけは自身の周囲4マスを確認することが出来る。
さらにイストバルには【潜む】のスキルもあるので、隠れながら一方的に敵の状況を知ることが出来るのは索敵マップではかなり便利。
ただ、【索敵】のスキルを持っていないので突っ込ませすぎには要注意、ガトリングボウ持ちに突っ込んだ時には間違いなく昇天してやり直しになるだろう・・・・
【狙撃】レベル15
移動前コマンド:弓・石弓の命中率が33%上昇する
クリスやシルウィスが持っていた便利なスキルをレベル15でやっと習得する。
これまでは森に待機している敵以外には命中率が期待できなかったのが、【狙撃】のスキルでどの敵に対しても命中率への不安がなくなる。
【狙撃】のスキル習得は優先順位が高いのでレベル15までは速めに持っていきたい。
【追撃】レベル20
戦速が相手より5以上高い時、もう1度攻撃する(先制攻撃時)
イストバルが「大器晩成のユニット」と言われる理由の大半を占めるスキル。
ベルサガでは弓自体が強いことを何度も言ってきたように弓の攻撃は最初から最後まで強く、その強い弓での攻撃を2回も出来る【追撃】のスキルはめちゃくちゃ強い。
さらにイストバルがレベル20になる頃には筋力や俊敏の値も高くなっているので、敵よりも戦速を5以上高くすることが簡単な所も〇
最強の弓であるパスカニオンで【追撃】が発動すればほとんどの敵は間違いなく死ぬ。
まとめ
ベルサガのユニットで大器晩成という言葉が最も似合うのは間違いなくイストバル。
弓を使うユニットはライバルが多く、そのユニットたちの代わりにイストバルを育てていくのはかなりつらいが、その苦労はしっかり報われるので育てる価値は十分ある。
レベルアップで習得する【狙撃】や【追撃】、そして最強の弓であるパスカニオンの強さはベルサガの思い出として刻み込まれるだろう。
ストーリーでもソフィーとの物語もよく出来ているし、エンディングでウォードのことを「あの人は俺にとって2番目の親父でした。」という台詞には泣いてしまった・・・
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