ネタキャラかと思いきや、専用魔法や専用杖などがとにかく強力
性能
初期ステータスは同時に加入するネルケよりも貧弱、特にレベル1と考えても技・速さの2つはあまりに低すぎる。
しかし、ユニットとして見た場合には成長率が魔法ユニットの中では高かったり強力な専用装備が多くあるなど、初期値の貧弱さも余裕で挽回できるポテンシャルを秘めている。
特にとおいやしの杖2つと暗黒魔法ノクターンの便利さ・強さは別格である。
とおいやしの杖は回復量は治癒の杖であるものの射程が驚くほど広く、合計で4本(120回分)手に入るかなり使える優秀な杖なのでもったいぶらずに使える所も嬉しい。
いちおうとおいやしの杖は専用とは明記されてないが、スフィアマージはカラヤンしかいないので専用と名乗って良いだろう。
2種類を交互に使い分けていこう。
もう1つのノクターンは子供との会話で貰える専用アイテムで、入手時のふざけた会話に反して性能がべらぼうに高い。
威力13・命中90・射程2~3・重量6・使用回数30回などなど、一目見ただけで強さがわかる。
さらに2回攻撃とHP吸収効果もあり、移動力と守備力に補正がつくので至れりつくせり、もちろんシュリの石の使用候補である。
そしてもう1つ専用の目覚めの杖という状態異常を回復するの杖を持ってはいるものの、紹介した2つと比べると使用機会が少ないので影に埋もれてしまいがち。
おそらく最初に使うのは11章でスジャータを治すときではないだろうか・・・
ただ、専用アイテムが強力な反面ステータスの方は命中に関わる技が低いので当分は魔法による攻撃はせず、杖での回復オンリーにしてレベルを上げることに務めよう。
魔法は他と比べて高価かつ、外れると消耗するので当たらないと本当にもったいない。
成長傾向
魔法ユニットの中では成長率のバランスが良い。
魔力・技・速さの成長率はどれも高く、HP・守備・魔防の成長率もそこまで悪くない。
そして移動力がまれに上がるユニットの1人。
しかし、初期ステータスを見てわかるように技と速さがあまりに低すぎるので、魔法攻撃もさせたい場合は吟味を強く推奨する。
杖を振るだけだったり、ノクターンだけしか使わないのであれば吟味をする必要は無い。
まぁ実際2周目で技・速さを吟味しまくって魔法攻撃も出来るようにしましたけど、とおいやしの杖で味方を回復してくれる方が多くて使う機会はほとんどありませんでした。
移動力の方は上げれば杖使いとしての利便性が大幅に向上するので上げるのがおすすめ。
スキル
【連続攻撃】レベル15で習得
速さ×3%で発動、2回連続攻撃を行う
スキルとして強力なのは語るまでもないが、速さの初期値を見てもわかるように速さが伸びないとほとんど発動しない。
カラヤンの成長率が高いといってもレベル15までにポンポン上がるものでもないしね。
まぁそりゃ吟味をして速さを上げれば攻撃も補助も出来る便利なユニットにはなるが、結局はとおいやしの杖でのサポートがメインだから攻撃をする機会は多くないのが現実。
そして【連続攻撃】をする以上は攻撃が当たらないと意味が無いので、技も同時に吟味しないといけないのもハッキリ言ってツラい。
攻撃はノクターン1本に専念し、魔法はアコルトたちに任せた方がよろしいかと。
まとめ
加賀さんゲーの敵によくいるフードを被って顔が見えないユニットで、捕まえると自軍ユニットとして操作できるのはおそらく初。
ユニットとして見た場合は下級職でありながら暗黒魔法と精霊魔法、杖が使えるという様々なことが出来る万能ユニットであり、カラヤン専用のアイテムが豊富に揃っている。
とおいやしの杖2種とノクターンの性能だけでステータスの低さは余裕で吹き飛ばせるだろう。
目覚めの杖は影が薄いけど・・・
まぁとおいやしの杖が多く手に入ること、遠隔治癒の杖と比べて圧倒的な射程である強みは替えが効かないので最初から最後まで杖8:ノクターン2くらいの割合がベスト。
冷静に見てもとおいやしの杖が便利すぎる。
キャラクターとしては中二病全開で多くのイベントが進み、プレイヤーを笑わせてくれる。
ネルケとの会話も中二病、ノクターンを入手する時も中二病、ポルックとの会話も中二病、EDでエミルと会話する時も中二病、今思い返しても中二病だらけである(笑)
そしてこんな中二病全開なのに専用アイテムが強力なものばかりだからそのギャップも良い。
ベルウィックサーガまではこの手のユニットは全くいなかったのに、新たに登場させる加賀さんの手腕にハッキリ言って脱帽である。
現場から引退しても未だにゲーム制作者としてレベルアップが続いてるんですね。
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