スポット参戦だった前作と違って本格的に参戦、【指揮官Ⅰ】が便利
性能
外伝では初そして貴重な飛行ユニット。
初期ステータスは何とも表現しづらい値ばかりで言葉に詰まる(まぁ力と魔力は高い方)
成長率の方も同じ兵種であるオルフェリアと比べると悪く、適当に育てているとHPと力以外はカンストすることは難しい。
ひとこと言っておくとオルフェリアの成長率は外伝ではトップクラスです。
しかし、微妙な初期ステータスとは違い初期装備である星光の剣とフルーレ、9章で持ってくるイーグルライダー専用のフロイラインの3つがどれも強力な武器となっている。
特に星光の剣は剣を扱えれば誰でも使うことができ、威力・命中・最大数など魔法剣の中では他とは一線を画すほど高性能。
一般の武器ながらも他のユニットが持っている専用装備と比べてもいっさい引けを取らない。
そしてこれほど強力な剣なので、外伝では貴重なシュリの石を使う候補としても上がってくる(おそらく星光の剣にシュリの石を使って文句を言う人間は1人もいないだろう)
ただ、星光の剣についている【致命回避】はアスラン自身が持っているので他のユニットに譲って上げるのがおすすめ。
理想は壁役として高性能なラフィネと言ったところ、アスランは雷神の剣などを使うと良い。
基本は物理攻撃で攻め、守備の高い敵には魔法剣で戦っていくのがアスランの運用としては正解になっている(魔法剣ってほんと便利)
さらに同じ兵種であるオルフェリアとの違いとして、ファルコンナイトだと間接槍が使えるので貴重かつ強力なフロイラインはここぞという場面でのみ使うようにしよう。
あとは熟練度がローレックに続いて高く、全ての武器が使えるのもアスランの強みの1つ。
ただ、オルフェリアと違って【特効解除】のスキルが無いことは飛行ユニットとしてはかなり痛いので配置には注意が必要。
18章で手に入る【特効解除】のスキルを習得させるのも1つの手段として考えておこう。
まぁ手に入るまでの間や習得させない場合は被ダメージを半減するアイアンデュークを持たせて力技で特効を無効にするのもアリ。
個人的にアイアンデュークの理想的な使い方がこれだと思ってます。
成長傾向
HPの成長率は普通だが、結局レベルアップの際にはHPの成長率が+30%されるフロイラインで敵を倒すので低いと感じることはない。
技と速さもけっこう成長率が高いので特に気にすることなく自然とカンストするだろう。
問題は魔力・守備・魔防の3つ。
魔力は守備が高い敵に対して有効打となる魔法剣などの威力に関わるため高ければ高いほど良いのだが、成長率が他と比べて高くない(守備と魔防も同じくらい伸びにくい)
そのため、アスランが持つ本来のポテンシャルを発揮するためにもこの3つは吟味をしてでも速めに上げるのがおすすめです。
そして、幸運は地力では全く伸びません(【致命回避】があるので別に問題は無い)
移動力もお察しの通り地力では伸びません。
スキル
【指揮官Ⅰ】
3マス以内の味方の命中が10%UP
加賀さんが作るゲームで命中率強化のスキルが弱いなんてことはあり得ない。
ゼイドが持つ上位互換である【指揮官Ⅱ】と比べると弱いことは否定できないが、アスランは飛行ユニットなのですぐに現場に駆けつけ味方の命中率を底上げすることが可能。
地形に足を取られることが多いヴェスタリアサーガにおいて、地形効果をまったく受けずに移動できる【指揮官】持ちはかなり便利である。
何気に自分には命中率上昇の効果が乗らなかったゼイドを強化できるのも感慨深い。
終盤は前作と同じく回避率の高い盗賊が多く出てきて命中率に困る場面も多いため、ゼイドと合わせて25%の命中率上昇の効果は攻略する上で大きな助けになってくれる。
他にも、「味方の命中率が不安だな~」と感じて味方の命中率を強化するためにアスランを出撃させるのも立派な戦術の1つです。
【致命回避】
致命攻撃を受けない
あれば便利な縁の下の力持ち的なスキル。
飛行ユニットなので先行して敵との戦闘も多く、そういった時に予期せぬダメージにつながる致命攻撃を一切受けないのはとても便利。
HPと防御面もカンストさせても最後まで頼りないので、アスランの性能とも噛みあっている。
【気合】
HPが半分未満になると致命率が上昇する
こういうスキルは耐久力が高いユニットが持ってこそ、つまりアスランには不釣り合い。
先ほどの【致命回避】のところでも語ったようにHPと防御面がカンストしても不安が残るユニットなのに、さらに不安になる最大HPの半分未満での運用はめちゃくちゃ怖い。
まぁ攻撃力も他とは確実に一歩劣るアスランにとって致命攻撃が出ると強いんだろうけど、不安になってまでやる必要性は感じなかった。
だいたいフロイラインや魔法剣があれば殲滅性能としては十分だったんだよね・・・
まとめ
前作で5章と20章でしか使えなかったが、外伝では6章と言う速い段階から最後まで使える。
初期ステータスはレベル7の上級職と考えると守備・魔防が頼りないが、アスランはそのステータス面での微妙な気持ちを初期装備の優秀さで吹き飛ばしていくという感じ。
威力・命中・最大数の高い星光の剣、驚異の命中率と付与効果があるフルーレ、軽くて2回攻撃が出来るフロイラインは抜群の性能を誇る。
他にも、アスランだけが持つ味方の命中率を上げる【指揮官Ⅰ】もかなり優秀で、最初から最後まで命中率に振り回される外伝では攻略において大きな助けになってくれる。
まぁ同じ兵種であるオルフェリアとは比べてあげないようにしてくださいね。
キャラクター的には前作のEDでアトルを叱責したことで今回の自体を招いてしまったと思っており、アトル救出を誰よりも願っている。
速い段階からゼイド軍に合流し、前作ではグリューンアドラー隊の隊長という面しか見えなかったのが外伝ではアスランの背景がしっかり描かれていたのはとても良かった。
婚期が遅れていることを気にしていたり、手のかかる弟に振り回される姉といったようにアスランの色々な一面を見ることが出来る。
特に後者はグリューンアドラー隊の隊長の仕事に役立っているのかな?とも感じる。
コメント一覧