【ヴェスタリアサーガ外伝】
オーランのキャラ評価とスキル解説

騎兵の常識を覆す男、EDでは一気に勝ち組の仲間入りに

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性能

まさかの騎兵なのに崖を登れるユニット、そして移動力が最初から10もあるのでまさに縦横無尽に戦場を駆け回る。

初期ステータスは技・速さ・熟練度が高い分ほかは控えめになっているが、守備以外の成長率がけっこう高いことや上限値の低さもあってカンストも容易になっている。

初登場である7章外伝でもオーランがいないと実質クリアが不可能みたいなマップ構成なこともあり、初登場から大きな存在感を放つ。

7章外伝では心許ない初期ステータスも、初期装備であるテクニカルボウが優秀なことと攻撃後の再移動を圧倒的な移動力で実現できることからほとんど気にならない。

まぁステータスが高いに越したことはないが、十分戦っていけるだろう(スキル【素質】のおかげで育てやすいところも〇)

このように、オーランはステータス面での弱点を移動力の高さと騎兵の利点で見事に吹き飛ばすため、外伝ではヒット&アウェイが1番似合うユニットになっている。

あと移動力の高さが強さにつながることも再認識させてくれますね~。

しかし、オーランが強いのは百も承知だが、個人的には弓自体が大幅に弱体化してしまった外伝では少なからず憂き目を見ている感もある。

技の初期値と成長率が高いので自然にカンストもするだろうが、カンストしても命中率が100%の数字になる弓は数えるほどしか無いため、せっかくの強さを生かしづらい。

持ち前のヒット&アウェイも攻撃が当たらなければ全てが机上の空論に終わるので、オーランにとってこれは大きな問題である。

外伝の弓は基礎命中が50%代のものばかりだから本当に困りもの。

あと、2回攻撃が出来るリピータボウも命中が50%しかないので、オーランには命中の高いスピードボウやマスターボウが手に入ったらすぐに持たせるのがおすすめです。

成長傾向

HP・技・速さの3つは特に気にしてなくてもカンストするほど成長率は高い。

問題は力の成長率。

成長率は普通なのだが初期値がたった5しかなく、弓が基本的に重いこともあって序盤は戦速落ちに悩まされる期間が長く続く。

そしてオーランの性能を最大限生かすのであれば力の成長は最優先事項。

せっかくのヒット&アウェイも追撃が出来てナンボであり、力が上がれば与えるダメージも増えて1回の戦闘で相手を沈めやすくもなる。

幸い下級職&【素質】持ちで取得経験値が多く、7章外伝や12章が自由に育成できることからこの2つの章で力を最低でも2ケタくらいまでは持っていきたいところである。

熟練度の成長率は普通な方。

初期値が高いこともあって弓の最高峰であるマスターボウの18まではだいたい届くだろう。

移動力は地力では上がりません。

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スキル

【鍵開け】

宝箱や扉、格子扉を開ける

スキルとしてはとても便利。

騎兵なのに崖も登れるので普通の盗賊ユニットのようにどこの宝箱でも開けることが出来る。

しかし、肝心の宝箱自体が外伝では少なく、使いたいマップでは基本的に使えないことが多いのであまり生かしきれていない印象がある。

まぁ最大の戦犯はほぼ強制出撃であるゼイドが持っているということなんですけどね。

【潜む】

地形効果が50%UPする

圧倒的な移動力と軽騎兵で攻撃後に再移動が出来るので存分に生かせるとは思うが、オーランは基本的に攻撃を受けない所まで下がるのでお世話になる機会はほとんどない。

いくら後述する【回避上昇】のスキルを持っていても弓の重さによる戦速落ちであまり回避率が高くないのが現状ですしね。

力と速さ、守備がカンストしていても敵から攻撃される位置にオーランは配置しない。

【素質】

取得経験値が1.5倍になる

このスキルは低レベルの下級職が持っていることが1番の正解、オーランはまさにその1人。

技・速さ以外は微妙な初期ステータスも経験値がたくさん入手出来ることによってステータス吟味もスムーズに行える。

初登場マップでも敵の剣士さえ倒せば自由にレベルを上げられるも同然なので、そこでステータス調整を行ってあとは補助役に回るのがベスト(あと12章でも育成推奨)

力が欲しいね~。

【俊足】

移動力が1上昇する

元から移動力が10あるのではなく「【俊足】込みで10あるんだな~」ということがわかる。

まぁそれはさておいて、騎兵で移動力が10もあるのはとても便利、そしてオーランが崖を超えられる騎兵であることで他の【俊足】持ちよりも有効に活用している印象。

移動力の暴力と言っても過言では無い。

【回避上昇】

回避値が20%上昇する

【潜む】の時にも言ったようにオーランはヒット&アウェイがメインのユニットなので攻撃を受けないように立ち回る。

よっていくら回避率が上昇しようが、攻撃される機会が少ないので持っていても意味はない。

攻撃する時も基本的に反撃されない射程1の敵ばかりを狙うので反撃される機会も少ないし(暗黒魔法相手には持ってたら便利だけどあんまりかわしてくれない印象)

やはり、ここでも弓の重さによって回避率が下がるので、せっかく20%上がっても期待できない数字に落ち着くのがほとんど。

個人的にも敵の弓兵と射ちあいをした時ですらもけっこう被弾していた記憶がある。

【努力家】25章で習得

15%の確率で発動、もう1度行動できる

低確率ながら、もう一度行動ができるというのはSRPGにおいて大正義である。

オーラン自体にも移動力10という誰も真似できない強みがあるため、発動すればさらにヒット&アウェイで敵を殲滅できる。

そして発動率が15%って書いているけど、数字以上の発動率を疑う(毎回言ってる)

まとめ

パッと見はモブ顔なのに圧倒的な移動力と騎兵なのに崖を登れる唯一無二のユニット。

外伝ではいくら騎兵でも素の移動力は9止まりだったのに対してオーランはまさかの10、さらに軽騎兵なので移動を阻害されることがほとんどないのでかなり扱いやすい。

そのため、外伝でヒット&アウェイのユニットと言えば真っ先にオーランの名前が上がる。

しかし、これらの強みとは引き換えに初期ステータスは技と速さ以外は正直微妙、レベルアップで能力が上がるかどうかで評価が大きく変わるといっても過言では無い。

特に力に関しては初期値が5しかないため、吟味をしてでも積極的に上げていきたい(しっかり上がれば想像以上の活躍をしてくれる)

キャラクターとしては終盤まで見せ場的なものがほとんどなく、「アーマーたちと同じ系譜を辿るのか・・・」と思っていたら25章でまさかの恋愛フラグが発生。

姉夫婦の元に死んだと思っていたスラインの妹であるシャナがおり、EDでは2人一緒にスラインを探しに行くという勝ち組過ぎる展開に。

これは少しでもゲームをやっている人からすれば「あぁ、これはこのあと絶対に2人は結ばれるやつじゃん!!」と思うほどベタベタでわかりやすい(だがそれが良い)

さらにシャナもめちゃくちゃ可愛い顔グラフィックなので余計に勝ち組という点が目立つ。

値切り上手教えますやラフィネからお礼を言われるだけのキャラクターだと思っていたのに、終盤で一気に主役みたいなポジションに昇格することにはとても驚いた。

シャナの兄であるスラインが次回作への大きな伏線を担当していることもあり、この2人は多くの人の記憶に残るのは間違いないだろう。

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