ユニットの主な変更点(加入順)
リリア
オリジナル版からの主な変更点
- 魔力が2上がっている
- アッシュとの相互支援が強化された
- スキル【薬草摘み】の効果が上昇した
熟練度以外の成長率が平均より少し低めなものが多いリリアにとって魔力の初期値が2上がっているのはとてもありがたい(魔力の値は杖による回復量にも影響するので高いに越したことはない)
アッシュとの支援効果もリリアが受ける場合は大きな強化はないが、アッシュが大きく強化されるのでセット運用する価値が上昇した。
そして、1番の強化点と言えるのはリリアの代名詞でもある【薬草摘み】の発動回数が増えたこと。
アッシュの所でも語ったが、最初のターンや5の倍数のターンに発動しない効果が無くなったことで毎章23回の薬草を摘んでくるチャンスが増えたのは大きな強化と言える。
薬草の売値もオリジナル版と同じ150デナリスなので、たくさん摘んでくれると懐事情も潤う。
ただ、リリアにとって明確な弱体化と言えるのはCC後に使える神聖魔法の入手数が最大でも3個しか入手できないので、強いからといって積極的に戦闘はさせない方が良い。
あくまで自衛魔法と割り切る。
アコルト
オリジナル版からの主な変更点
- 初期ステータスが大きく強化されている
- 専用のナスホルン☆も超強化された
- 体感的に成長率が上がっている
- 新たにスキル【精神集中】を習得
- レベル20でスキル【三連撃】を習得
リメイク版では間違いなくベスト5に入るほどの大きな強化を受けたユニットだと断言できる。
初期レベルはそのままに、魔力などの主要なステータスがオリジナル版から大きく上昇していて最初から使い勝手が飛躍的に向上。
『これがレベル3の初期ステータスか?』とツッコみたくなるほどの値が並ぶ。
成長率はマスクデータのためわからないが、体感的に成長率がオリジナル版と比較すると上がっていると思えるほど伸びやすくなった。
強化はこれだけに留まらず、専用魔法のナスホルン☆が威力と命中の上昇や軽くなるといった強化を受けたり、味方ではアコルトだけが使える暗黒魔法が7章から売っているなどの登場章からもその優遇っぷりが伺える。
そして、所持スキルに技×2%で必中になる【精神集中】が追加、さらにレベル20で【三連撃】を習得するのでスキルも豪華になった。
さらに、盾の登場により魔法攻撃自体の強さが高まったほか、カモであるアーマー系のスキル【大盾】が魔法攻撃には発動しなくなったこともアコルトの強化に繋がっている。
ホエルン
オリジナル版からの主な変更点
- 魔力が4上がっている
- CCアイテムで普通にCC出来るようになった
- 10章ではスキル【臨時ストック】が使える
- 専用の聖弓アリアドネ☆が性能も使用回数も超強化された
- S盾を装備出来る
- エルヴァと相互支援になった
- 12章のイベントでCC先が新たに増えた
- 12章のイベントで『私はいいからシルティンに・・・』を選んでもスキル【乱れ撃ち】の習得が無くなった
- 代わりにシルティンがステータス強化とスキル【連続攻撃】を習得する
魔力の初期値が4上がったのは嬉しいが、ホエルンの目につく強化はそこでは無い。
リメイク版のホエルンで目につく強化はCCアイテムでマラカンになれることと、専用の聖弓アリアドネ☆が超強化された2点に尽きる。
まず、オリジナル版のホエルンは12章のイベントでしかCC出来ず、そのCCもレベルがそのままだったこともあり、シルティンを強化するプレイヤーが大半だった。
それが、リメイク版では騎兵のCCアイテム白銀の鞍でシルティン同様にCCが可能に。これでレベルアップ回数は最大37回に増えた。
成長率は相変わらず技と速さ以外はしょっぱいが、レベルアップ回数の多さでが見れるステータスになるだろう。
もう1つの聖弓アリアドネ☆はオリジナル版での性能+3回攻撃と使用回数が倍の60回になるという超強化を受けたことも見逃せない(強すぎてシルティンの聖弓アムソリム☆が霞んでしまう)
普通に考えて聖弓アリアドネ☆の攻撃は確定の【三連撃】であり、ホエルンが初期レベルでも大活躍間違いなし。
そこに確率でスキル【連続攻撃】の可能性も秘めているなど、使いまくってシュリの魔石で修理しないとむしろ失礼に値するんじゃないかと思えるほどの高性能さを誇る。
そのため、12章でのイベントで各兵種にCC後にレベルが1になるという強化を受けても、聖弓アリアドネ☆が使えないのならばボウレディ以外の兵種にCCするメリットはゼロ。
オリジナル版での消去法では無く、聖弓アリアドネ☆とシルティン強化のために『私はいいからシルティンに・・』を選ぶようになった。
他にも、軽騎兵なのでS盾を持てるようになり、S盾+聖弓アリアドネ☆+シルティン・エルヴァの支援で防御が+10されるのも打たれ弱いホエルンにとっては嬉しい強化だろう。
改めて見ると、ホエルンがオリジナル版からの変更点が1番多いなと感じる。
シルティン
オリジナル版からの主な変更点
- 専用の聖弓アムソリム☆にスキル【魔法の盾】が追加
- S盾を装備出来る
- 11・12章だけスキル【伯母上】の追加
- 11章でワイセヴァルドとの戦闘で強化が付加される
- 11章で制圧後に聖弓アムソリム☆の使用回数が全回復
- レベル8でスキル【致命攻撃】を習得する
- 章によってはスキル【臨時ストック】が使える
- CCしても軽騎兵のままになった
オリジナル版よりもしっかりと強化されているのは間違いないのだが、婚約者であるホエルンの強化が凄すぎて少し霞む。
初期ステータスや所持品はそのままで、なぜか聖弓アムソリム☆にスキル【魔法の盾】が追加されているのだが、魔力の初期値も成長率も0なので絶対に発動しない明らかな設定ミスが存在する。
11章・12章ではアイネリアが同行し、回復+反撃時の攻撃が100%必殺になるスキル【伯母上】が追加されるという強化。
そして、ワイセヴァルドと戦う時にアイネリアから強化のステート付与だったり、制圧時に聖弓アムソリム☆の使用回数が完全回復したりと、シルティンの晴れ舞台となる11章ではまさにソリス編の主人公と言える強化を受ける。
12章でもアイネリアが同行するので【伯母上】のスキルは健在、うっとうしい射程2の攻撃をしてくる盗賊を反撃の必殺で倒そう。
島の真ん中でのお祈りイベントではホエルンが『私はいいからシルティンに・・・』を選ぶと白銀の鞍とスキル【連続攻撃】の習得、そしてほぼ全てのステータス強化という超強化を受ける。
【連続攻撃】とレベル8で【致命攻撃】のスキルを習得すれば、シルティン・ゼイドの主人公2人が同じスキルを持つことになり、その光景はヴェスタリアサーガのファンとしては感慨深いものがある。
16章から部隊が別れても【臨時ストック】のスキルが使えるようになったので、アイテムの受け渡しが可能になったのは嬉しい要素。
フランシスカなどの強力な武器を使いまわせるのは難易度の緩和に繋がっている。
地味な変更点として、CC後のマラカンがレンジャーと同じ軽騎兵になったことで砂漠の13章や足場の悪い17章で進軍しやすくなった。軽騎兵になった都合上、M盾を持てなくなったのは残念だが移動がラクになったことでトントン。
エルヴァ
オリジナル版からの主な変更点
- 所持品にランス Mシールドが追加 スタンピラムは消失
- ランスの性能がベルウィックサーガ仕様に
- S盾・M盾を装備出来る
- 10章のホエルンとの会話で相互支援になった
- 新たにスキル【対空攻撃】を習得
初期ステータスはそのままで所持品が追加。
持ち物に追加されたランスは騎兵特効が無くなり、1回攻撃・反撃不可・距離に応じて威力が加算される完全なベルウィックサーガ方式に変更されたことで唯一無二のユニットになった。
しかし、ランスが強いことはもちろんわかっているが、普通に追撃が発生するヴェスタリアサーガでは普通の攻撃×2で十分な場合が多いので使う機会はそこまで多くない。
さらに、13章の砂漠・17章の荒れ地・隔離された部屋の多い19章など、Ⅰ+のマップは移動距離で威力が上昇するランスと相性の悪い地形が多い。なので、元から持っているランスと15章のハローランスで十分なので買い足すのはやめておこう。
地味な強化点として、初登場の10章ではホエルンとの会話で相互支援が発生したり、ホエルンが【臨時ストック】のスキルが使えることでエルヴァが使う槍を自由に選べるので攻略がしやすくなった。
9章で離脱する前に折れそうな槍はストックに入れてエルヴァに有効活用してもらおう。
そして、リメイク版では飛行に特効のある【対空攻撃】が追加、10章のドラゴンや17章のドラゴンナイトたちに大活躍してくれる。
あと、シルティンがイベントで【連続攻撃】のスキルを習得することになったことで連続の書の候補に挙がる。速さの成長率が高いこと、槍に2回攻撃以上の武器が2種類しかないこともあって使えば有効に活用できる。
おそらく単独行動の多いルビナとの取り合いになるだろう。
マーヤ
オリジナル版からの主な変更点
- 初期ステータスの上昇量が全ユニットNo.1
- 体感的に成長率も上がっている
- 専用のローブである手縫いのマント☆が追加された
- 新たにスキル【回避上昇】【俊足】【貧乏性】を習得
- スキル【買い物上手】は割引率が15%に下がった
初期ステータスの上昇量はリメイク版ではダントツの1位。レベルが2上がっただけの上昇量とは思えないほどの超強化を受ける。
明言は出来ないものの、育ててみるとオリジナル版と比べて明らかにステータスが伸びやすく感じるので、もしかしたら成長率も上がっているのかも知れない。
初期ステータスだけに留まらず、専用の守備力が強化される手縫いのマント☆や【回避上昇】【俊足】【貧乏性】といった3つのスキルが追加されたりと、ホエルンと同じくらい多くの性能調整が施されている。
手縫いのローブ☆はMシールドと同じ守備力+6の高性能なローブになっており、使用回数が30回と多いところも頼もしい。
スキル面でも【回避上昇】による耐久力の強化、【俊足】のおかげでイーグルライダーで唯一の移動力7という強烈な個性、武器の耐久を30%の確率で消費しない【貧乏性】といった戦闘でも役立つスキルが目白押しとなっている。
ただ、オリジナル版ではマーヤの代名詞でもあったスキル【買い物上手】の割引率が減少したことは大きな弱体化と言える。
オリジナル版では【買い物上手】のためだけに出撃させるということが普通にあったが、リメイク版ではそれが100%起こらないので出撃機会は少なからず減ってしまった。
プラスに捉えるのであれば、12章の祭壇イベントでドラゴンナイトになった際の【買い物上手】を失うリスクが減ったということでもあるので、リメイク版ではドラゴンナイトにするメリットが増えたということでもある。
とはいえ、シルティンの強化を蹴ってまでドラゴンナイトにする人は何人いるのだろうか・・・
リティア
オリジナル版からの主な変更点
- リップウイップ☆の使用回数が30回に増えた
仕事の9割が【叱咤激励】によるサポートなのはリメイク版でも変わらない。
オリジナル版からの目立った変更点は専用のリップウイップ☆の使用回数が30回に増えたくらいであとはそのまま。
リップウイップ☆節約のために出来るだけレベルも上げず、戦速3未満を維持したい。
タリス
オリジナル版からの主な変更点
- 14章などの強制出撃マップが増加
- スキル【タリスの修理】で修復できるアイテムが2個に増加
オリジナル版ではほとんど趣味の領域だったタリスだが、リメイク版ではアイテム数の増加や強制出撃マップが増えたこと、スキル【タリスの修理】の強化などの様々な変更によってユニットとしての価値は大きく上昇した。
まず、軍旗☆や愛のムチといった新たなアイテムは有能かつ使用回数が少ないという特徴があり、それらのアイテムはスキル【タリスの修理】にとっては1番の顧客。
1でも残しておけば修復が出来、こんな強力なアイテムが数ターン待てば新品に戻るのは強力以外の何物でも無い。さらに、修理できるアイテムが2個に増えたことで強力な専用武器などを使いやすくなったのも評価ポイントである。
むしろ、オリジナル版と比べて強制出撃マップが3つ増えたことで、強力なアイテムを新品のまま残しておく方がマイナスになった。
ゼイドのランペリア☆やシーラの紅蓮の弓☆といった使用回数が少ないものはタリスが登場する12章までに多く使い、軍旗☆や愛のムチ修復後に持たせるのが最も有効な活用方法と言える。
専用アイテム以外にも、強力かつ使用回数が少ない戦女神の剣などの修復もお願いしたい。
ヘルム
オリジナル版からの主な変更点
- 初期レベルが10に変更 ステータスもそのまま
- 所持品にMシールドと軍旗☆が追加
- S盾・M盾を装備出来る
- 成長率が少し上がった?
- 新たにスキル【護衛】を習得
- スキル【連続攻撃】は無くなった
たたき上げユニットには1歩劣る初期上級職のユニットだったので、新たな強化があるかと思ったらまさかの初期ステータスはそのままでレベルが10になるという大幅な弱体化を受ける。
所持品がMシールドと軍旗☆が増えたの強化だが、成長率の悪いヘルムにとってレベルアップ回数の減少はあまりに痛い。実際に育ててみるとオリジナル版よりも成長しやすくは感じるが、マスクデータなので詳しくはわからない。
さらに、【連続攻撃】のスキルを失ったので『どれだけ恵まれてないんだ』と言いたくなるほど弱くなっている。
【連続攻撃】のかわりに習得したスキル【護衛】のおかげで走る【護衛】役という唯一無二の個性を手に入れたが、弱体化された部分をこれ1つで払拭出来るはずもないので、最後まで弱体化した印象は拭われない。
そもそもレベルが高かったり、普通にトロイ達の方が強いこともあって基本的に出撃させる機会が少なく、部隊が別れた後も悪路続きなので【護衛】を使う機会が少なすぎる。
とはいえ、16章からは使わないと損なので体力の秘薬やMシールド+1、クライマハイなどの大剣を持たせてあげよう。
同じような立場のジャムランはあれだけ強化されたのにどうしてこうなった?
リンカ
オリジナル版からの主な変更点
- 専用のリンカトラス☆の命中が少し上がっている
- 100%発動する【連続攻撃】が速さを参照する普通の【連続攻撃】に変更
単刀直入に言うとリメイク版で最も弱体化したユニットと言えるのがこのリンカ。
オリジナル版では圧倒的な紙耐久と引き換えにスキル【先制攻撃】と防御を無視の効果を持つ専用のリンカトラス☆+100%発動する【連続攻撃】のおかげで圧倒的な殲滅力を誇っていた。
それがリメイク版では100%発動したスキル【連続攻撃】が【確定連撃】になっておらず、速さ×3%で発動する普通の【連続攻撃】に下方修正。
普通の【連続攻撃】だとしても、速さの初期値と成長率が高めで普通の【連続攻撃】持ちよりは高い方だとわかっていても【確定連撃】だった過去がどうしてもちらついてしまう。
これ1個の変更だけでリンカは大幅に弱体化、もう殺られる前に殺るユニットでは無くなった。
まぁ、オリジナル版での性能が強すぎたので弱体化は当然の道かと思えるが、圧倒的な紙耐久と引き換えに最高の殲滅力という明確な弱み・強みがリンカの色だったので個性の薄いユニットになったと個人的に感じる。
ヒルダ
オリジナル版からの主な変更点
- HPの初期値が4上がった
- スキル【斧防御】の弱体化
ヒルダにとっての弱点だったHPが体力の秘薬1個分あがったのはしっかりとした強化。
ただ、これ以外の強化点は特になく、逆に耐久面を補う【斧防御】の効果が物理ダメージ50%減に下方修正された。
オリジナル版では反撃時に100%必殺になる強力な【致命反撃】のサポートを担っていたが、リメイク版では発動してもダメージが半減するだけなので強気に出ていけなくなった。
あと残念なのは女アクスマスターのステータス上限がヒルダの成長率と噛みあっていないこと。
ヒルダは技・速さが成長しやすい剣士系のような成長率なのだが、女アクスマスターは上限が両方とも21となっていて、せっかくの成長率の高さを上手く生かせていない。
リメイク版では少しは上がると思っていたが、そういう調整は無かった。
とはいえ、オリジナル版同様専用のユースティティア☆の高性能さはリメイク版でも健在。この斧があるだけで存分に活躍してくれるのであえて強化されなかったとポジティブに考えたい。
でも、やっぱり心のどこかでデューンやシーゼルと比べてしまう自分がいる。
ジークフリード
オリジナル版からの主な変更点
- 専用のアンナハベル☆の射程が3に伸びた
オリジナル版での使いやすさはそのままに、専用のアンナハベル☆の射程が3に伸びたことで使い勝手が向上した。
SRPGにおいて一方的に攻撃が出来るというのは立派な武器である。
しかし、あいかわらずアンナハベル☆は重く、初期ステータスのジークフリードでは追撃が発生する戦速3にはならないので正式加入する13章のドラゴンを倒してレベルを上げておきたい。
オリジナル版と比べてレベルを上げにくくなっているので経験値をたくさんくれる敵は積極的に倒していくのがおすすめ。
恩寵の杖☆が使えなくなったことやホルマリンクル☆の取得経験値が減ったこと、神聖魔法の入手数が減ったことなどはジークフリードにとっては大きな痛手となっている。
アイネリア
オリジナル版からの主な変更点
- 専用のアルシオネ☆の使用回数が60回になり、攻撃半減の効果もついた
- 新たに【受け流し】のスキルを習得
オリジナル版では紙耐久・高い殲滅力というリンカとよく似た性能だったが、こちらはリメイク版で強化されている。
専用のアルシオネ☆が使用回数が倍の60回になり、攻撃半減の効果もつくといった超強化を受けたことで被弾しても1発では死なないユニットへと変貌。強気な運用が可能となった。
さらに100%発動したオリジナル版の【連続攻撃】は性能が同じ【確定連撃】のまま残ったので殲滅力はそのまま。
むしろ、使用回数60回と攻撃半減のおかげで殲滅力は高まったと言えるだろう。
そして新たに【受け流し】のスキルを習得。
発動率がそこまで高くないので過信は禁物だが、アルシオネ☆の攻撃半減もあり攻撃・防御面の2つは大きく強化されている。
ネーラ
オリジナル版からの主な変更点
- 魔力が2、装備が3上がっている
- 所持品に炎の弓とラカのマント☆が追加
- 新たにスキル【聖なる力】を習得
多くの強化を受けているのは確かだが、その強化されたところを上手く生かせてはいない。
初期ステータスの魔力や装備が上がるのはもちろん嬉しいが、杖しか使わないので恩恵は回復量が少し増えるくらい。
装備が上がったとしても基本的に攻撃には参加させないので恩恵を享受できているとは言い難い。
新たに登場した炎の弓はシルティン軍にとっては貴重な魔法攻撃だが、盾の登場により物理攻撃が通りにくくなったとしてもその上からシルティンやデューンが叩き割るので使う場面は少ない。
さらに、夫であるジャムランが強化され、その中にアーマー特効の【鎧砕き】のスキルが追加されているのも使わない理由の1つ。
そして、新たに【聖なる力】というスキルを習得したが、特効のある敵が出てくるのは19章くらいで元から戦闘に参加させないことも重なり、もはやお飾りのスキルとなっている。
戦闘に参加させない・被弾しない位置に常にいるので極めて強力なラカのマント☆にお世話になる機会もほぼないだろう。
20章でも確か新品のままだった。
ジャムラン
オリジナル版からの主な変更点
- レベルが10になりステータスもそのまま
- 所持品にMシールドが追加
- スキル【連続攻撃】【斧防御】【鎧砕き】【猛将】と大量に追加された
- スキル【気合】は無くなった
オリジナル版ではネタ扱いのユニットだったからかスキルが大量に追加されて強化された。
しかし、初期ステータスはそのままでレベルが10に上がるというヘルムと同じ残念な仕様に変更されたので評価は難しい。
元から初期上級職のわりにヘルムよりも初期ステータスが悲惨だったのに、そのままでレベル10に上げられて貴重なレベルアップ回数を失うという仕打ちはジャムランにとってはかなりつらい。
成長率も特に上がった形跡が感じられないこともつらさに拍車をかけている。
あいかわらず、初期値の速さが悲惨なので速さの秘薬を投入し、フランシスカを持たせても追撃できる戦速3を確保したい。
ただ、ステータス面での強化は無かったものの、スキル面では大幅なテコ入れ・上方修正が施されたのもまた事実。【連続攻撃】【斧防御】【猛将】【鎧砕き】が追加されリメイク版でのスキル追加数はNo.1となっている。
中でも、スキル【猛将】はマップ中5回まで戦闘後にもう1度戦闘が行えるという極めて強力なスキルでかなり強い。
が、これもまたジャムランらしいというのか、普通だったら強い【連続攻撃】のスキルは初期値が8しかないので発動率はかなり低い(【斧防御】に対しても同じ感想)
フランシスカでの戦速確保に加えて、【連続攻撃】のためにも速さの秘薬は投入してあげよう。
そして、オリジナル版同様ネーラから強力な支援効果を得られるので、攻撃する際はネーラに近くにいてもらうよう心掛ける。
スライン
オリジナル版からの主な変更点
- 所持品にペネロペの長弓 チャリオットが追加
- S盾を装備出来る
- 新たにスキル【俊足】を習得
- レベル10で【精神集中】、レベル14で【貧乏性】のスキルを習得
長弓の射程7という強力な個性を持ち、それがさらに強化されているという恵まれたユニット。
リメイク版では元からペネロペの長弓という強すぎる長弓を最初から持っているだけでも十分なのに、そこにチャリオットという最高レベルの弓まで所持。さらに、弱点だった移動力が上がる【俊足】までついている。
そこに、レベルアップで【精神集中】【貧乏性】という性能にあったスキルまで習得するという優遇っぷりに驚かないプレイヤーはいない。
個人的には外伝で弓系統の武器が弱体化した戦犯はスラインだと思っていたので、リメイク版では弱体化こそすれ、強化されることは無いと思っていたのにそれがまさかの強化。それも何個も。
特に、ペネロペの長弓はロードアスラル☆と同じ命中120なので強すぎである。
初期ステータスがそのままだとか、アーバレスト+2が無くなったといったデメリットは強化数の多さを考えればすぐ忘れるだろう。
兵種が歩兵なのでS盾を装備することが出来るが、射程7から一方的に攻撃する性能上ほとんど使われることはない。新品のS盾を持たせていればクリア後までに壊れることはまずないだろう。
エダル
オリジナル版からの主な変更点
- 所持品にバスタードソード・Sシールドが追加
- ドラゴンランス☆がランス系統と同じ仕様に変更
- 20章での活躍の機会が増えた
- 20章の宝箱付近でリンカと会話すると【護衛】のスキル習得。
オリジナル版では17章・20章の2マップしか出撃出来ず、20章ではほぼ弱体化した状態での運用しか出来なかったのがマップデザインの大幅変更によりドラゴンマスターとしての活躍機会が増えた。
初期値はそのままだが、高い成長率と上限値はリメイク版でも健在。17章で育てておくメリットがオリジナル版よりも上がった。
ただ、専用のドラゴンランス☆がまさかの名前通りの1回攻撃のランスに変更されたので専用武器に関しては実質弱体化。17章・20章の2つは通常武器で戦う機会が増えたのでストックにエダル用の武器を多めに入れておきたい。
整った初期値と高い成長率もあり、2回攻撃が出来るカトラスや間接槍といったアイテムを存分に有効活用してくれる。
20章では速めに愛竜エスカローネと合流し、本来のドラゴンマスターに戻る。
右側の宝箱でリンカと会話すると【護衛】のスキルを習得するが、右側にはHPを1にする恐怖の致死の槍を持つドラゴンナイトがいるのでスキル習得後は早々に退散した方が良い。
普通にエミールがいる部屋からスラインやメテオール持ちに処理してもらう方が無難である。
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