前作では倒されなかった設定で登場、だが【弓回避】はいずこ・・・
性能
2000デナリスを払うと仲間になる傭兵。
前作では騎乗ユニットのヘルムと竜から降りたエダルがこの兵種だったが、馬に乗るのが正解なのか歩兵が正解なのかが全くわからない。
性能面で言うと同じ剣と大剣を扱うソードマスターの完全下位互換と言った感じ。
ステータスの最大値も守備が少し高いだけで他はソードマスターの方が高く、兵種スキルではないもののアシュラムもハルディアも立派なスキルをたくさん持っている。
それに比べてベイモンクは【致命攻撃】の1つだけ、しかもユニットスキルではなく兵種スキルなのでベイモンク本人にスキルは無い。
個人的には剣オンリーのユニットたちは射程2の攻撃が出来ない分をスキルの強さで補っていたのに、ベイモンクにはスキルが無いので使いづらさに拍車がかかってしまう。
前作では【弓回避】という強力なスキルを持っていたのにあれはどこに行ってしまったのか。
まぁ性能面でソードマスターたちに劣るかわりにベイモンク自身の成長率はどれも悪くないので、しっかり成長してアシュラムたちとの距離を開けないようにしよう。
しかし、ここで新たな問題として上がってくるのが『あなた物理ユニットですよね?』と言いたくなるほど守備力の低さ。
初期ステータスを見てわかるように上級職で守備力4という数字はあまりに低すぎる。
守備力の成長率は決して悪くはないが、そんな毎回毎回アーマーみたいに上がるわけではないので速めに上がってくれないと1発被弾でHPを根こそぎ持っていかれることになる。
なので、守備力に関しては心からの吟味を推奨する。ある程度上げておけば必ず「あの時上げておいて良かった~」と思えるだろう。
そして、前作では味方ユニットたちに使われていたクライマハイは晴れてベイモンク専用装備となり、誰からも奪われることは無くなったので使いどころは見極めていこう。
まぁ使用回数は30回と2回攻撃の武器と考えると少ないので乱発は厳禁、状況に応じて2回攻撃はカトラスなどを上手く織り交ぜること。
4章の軍需品を狙う際にはかなり役に立つだろう(このためにも守備力は欲しい)
成長傾向
成長率はゼイドのように穴がなく、THE物理ユニットといった感じで魔力・幸運・魔防の3つ以外はしっかり伸びていく。
ただ、性能のところでも語ったように守備力だけが明らかに低いので必ず吟味しよう。
倍の8くらいあれば当分はOK。
あとは力と技の最大値に届くまで10回以上は上がらないといけないのでヘタレた場合は5ターンセーブを駆使して上げるようにしよう。
熟練度に関しては最初から12もあり、何度も言っているように剣を扱うユニットはナイトソードが使える15あれば十分なので成長率は気にすることもない(高確率で15に届く)
スキル
【致命攻撃】
技の値が致命率に加算される
技の初期値も成長率も高いので優秀なスキルではあるのだが、ハッキリ言ってこれしかスキルが無いのは何とかならかったのだろうか。
最大で致命率25と追撃が出来る速さがあっても、このスキルしかないのは味気なさすぎる。
前作ではベルサガのクレイマーをどこか彷彿とさせる【弓回避】のスキルがあったのに、外伝では見事に存在を抹消されてしまった。
専用になったクライマハイが強いのはわかるけど、個人的には『なんでやねん!!』である。
【値切り上手】おすすめ
買い物時、25%OFFで買うことが出来る
ベイモンクのスキルは先ほどの【致命攻撃】しかないので何とかして他ユニットとの差別化、色をつけてあげるためにもこの【値切り上手】のスキルを習得させるのがおすすめ。
とは言っても【値切り上手】のスキルは【叱咤激励】に次ぐほど競争率が高いので、誰につけるかは少なからず論争になるだろう。
おすすめしたい理由としては8章外伝で【値切り上手】を入手後にストックに送ってから9章でこのスキル習得させると10章で多くの節約武器を買えるという点から。
ショートソード・ハンドスピア・バトルソウを25%OFFで買えるのはかなり大きい、ハンターボウは高いので14章でショートボウを買おう。
きこりの斧は安いけど命中がツラい。
他の理由は17章でしか買えない味方を再行動させる奮起の杖を買うためでもある(4000デナリスが3000デナリスになるのはデカい)
まとめ
前作では1章だけでの登場ながらも、なぜか大きな存在感を残したベイモンクはプレイヤーたちのアツい要望?に応えて外伝では味方ユニットとして登場する事になった。
ただ、登場することになったものの同じ剣を扱うソードマスターと比べると性能は確実に劣るので、なんだか微妙なユニットという評価に。
お財布事情を圧迫する2000デナリス、守備力たったの4、スキルは兵種スキルの【致命攻撃】だけ、存在を抹消された【弓回避】などなど、多くのツッコミ所を生み出した。
いくら速い段階から強力なクライマハイを使えると言っても、これらのマイナスイメージを払拭するほどの性能はクライマハイには無い。
ただ、個人的にはベイモンクにはどこか哀愁が漂っていてそこまで強くないながらも育てたくなるような不思議な気持ちになるさせてくれるユニットなんですよね~。
あと余談だが、ヴェスタリアサーガ外伝の人気投票もベイモンクに入れました。
他のプレイヤーはどうなんですかね?
キャラクター的にはバルムンクに語りかけるベルサガのクレイマーのように、クライマハイに語りかけるという剣オタクだったのはとても良いキャラ付けだと思います。
地味にクライマハイを持っているかいないかでEDが変わるという遊び心も好き。
EDでは傭兵なので前作のように敵となる可能性も匂わせてゼイド軍を去っていったので、またクライマハイをくれるだけの人になってしまうのか、どうなのか。
To Be Continued
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