ステータスはかなり貧弱、しかし利便性の前ではそんなの関係ない
性能
味方の中で唯一の飛行ユニットという時点で強いことが確定している。
しかし、ファイアーエムブレム(FE)などのドラゴンナイトとは違って初期ステータスも成長率の方も高くはないので、無理をさせるとあっさり落ちるため注意が必要。
さらにステータスだけでなく、技能成長率も高くないので命中率にも最後まで不安が残る。
得意な槍技能の成長率は及第点だが、剣とS盾に関してはマジで伸びない。特にS盾は初期技能も成長率も最低クラスのため、当分の間はまともに盾が発動してくれない。
正直、発動しない盾は装備させていても意味が無く、【連続】の発動率も下がるのでS盾を装備させないのも使い方としてはアリです。
このようにこれまでのドラゴンナイトのイメージとは違って脆いユニットではあるが、そのデメリットを吹き飛ばすほどのメリットと持っているのがラレンティアというユニット。
射程0の攻撃を一切されなかったり、地形を無視して移動が出来るメリットは他のユニットでは絶対に替えが効かない特徴となっている。
そのため、ラレンティアがいるだけで難易度が激変するマップもベルサガではかなり多く、ラレンティアを使わないという選択は自分で自分の首を絞める結果にもつながる。
スキルも攻撃回数が増える【連続】や捕縛に役立つ【手加減】、隠れている敵を見つける【索敵】などのスキルがとても便利。
特に【索敵】はラレンティアの性能も合って非常に使いやすいスキルとなっている。
あと【奇襲】もかなり便利だね
成長率
ステータスの成長率
HP | 筋力 | 防御 | 俊敏 | 精神 | |
成長率 | 35% | 25% | 15% | 20% | 0% |
補正値 | ± 3 | ± 3 | ± 2 | ± 2 | ー |
単独行動をしてもらう場面が他のユニットよりも多いので、ステータスの吟味は主人公のリースを同じくらい慎重に行った方が良い。
特に耐久力に関わる防御やHPはS盾も発動しにくいので積極的に伸ばしていこう。
いちおう【連続】のために筋力や俊敏は欲しいところだが、単独行動で生きていないと攻撃すらできないのでHPと防御が1番大事(防御の15%は伸びやすい方である)
筋力と俊敏はその後に吟味しよう。
技能成長率
剣 | 槍 | S盾 | |
成長 | 30 | 50 | 20 |
最大値 | 50 | 40 | 50 |
槍だけがかろうじて伸びが良い、剣とS盾の低さにベルサガプレイヤーは絶望した。
盾技能の成長率はいくら武器よりも伸びやすいと言っても20は上がりにくすぎる、初期値も5だから精度の高いカリスシールドでも発動率に不安が残るのも大きな問題。
「ラレンティアには速い段階で防御の秘薬を与えた方が良い」というのもこのS盾技能の成長率を見てもらえれば納得してもらえるはず。
スキル
【索敵】
3へクス以内の地形に隠れた敵がわかるようになる
移動する時に地形コストが必要のないラレンティアの【索敵】はめちゃくちゃ便利。
いちおう射撃待機をしている弓兵には要注意だが、射程0の攻撃しか出来ない盗賊の炙り出しにはセネの【索敵】よりも役に立つ。
ラレンティア自体も基本的には出撃させるユニットなのでお世話になる機会も多い。
【手加減】
相手のHPを1残す
こちらも移動コストが必要のないラレンティアは軽傷になった敵に対してすぐさま戦闘不能を狙いにいけるので【索敵】同様便利なスキル。
そもそもベルサガの捕縛は敵を倒すことと同じくらい攻略においては大事なのでそれを補助できる【手加減】は間違いなく強力なスキルと言える(捕縛はめちゃめちゃ大事ぃ)
【連続】
2回続けて攻撃する場合がある(発動条件:戦速が5以上、(技能値+10)÷2+(戦速-5%)の確率で発動する)
そこまで発動率は高くないが、単独行動が多いラレンティアは敵をすぐに倒したい場面にも多く出くわすので発動してくれれば心強い。
それとS盾の技能の成長率が最低クラスなこともあって、【連続】の発動率を上げるためにあえてS盾を装備しないというのもラレンティアの選択肢としては普通にアリ。
マジでS盾伸びないからね・・・
【投擲】
投擲武器を持っていると発動可能、その時に命中率が+10%される
【投擲】持ちの中でも一番使いこなしているんじゃないだろうかと個人的に感じる。
命中率が10%上がるのは普通に嬉しいし射程0の攻撃を仕掛けない限りはされることもないので相手にも近づきやすいなど、ラレンティア独自の使い方が出来るのは大きい。
【奇襲】が出来ない時に反撃されない射程1の攻撃が出来れば便利な場面も多いしね。
【奇襲】
移動前コマンド:攻撃が命中しなくても反撃を受けず、相手の【反撃】【怒り】【待伏せ】も無効化する
射程0の攻撃しか持たない敵の近くまでいき、一切の反撃をされないのはめちゃくちゃ便利。
終盤になるほど【反撃】や【怒り】のスキルを持ったやっかいな敵も頻繁に出てくるので、スキルの価値は徐々に上がっていく。
【投擲】と同じで相手から攻撃されずに近づけるラレンティアだと本当に使いやすい。
まとめ
ラレンティアと言えば味方で唯一の飛行ユニットという印象がとても強く、その飛行ユニットの印象の中にはもちろん便利すぎて強いという意味もしっかりと含まれている。
そして便利すぎて強いという印象と同時に、ステータスや技能成長率もしょぼいというマイナス面も頭の中に刻まれていることだろう。
しかし、ステータスの貧弱さも飛行ユニットであるメリットの前では全く問題は無い。
射程0の攻撃をされない・地形無視で6マス移動・【奇襲】でノーリスク攻撃・【索敵】で隠れている敵の炙り出しなど、攻略を手助けしてくれる優秀さには感動すら覚える。
もしベルサガを今から始める人がいればラレンティアは必ず使った方が良いユニットの1人。
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