ガードナイトのうち魔防が上がる方、他はいつものガードナイト
性能
外伝では初のガードナイト。
ガードナイトなので守備の初期ステータスが高く、速さと移動力が低い。
しかし、成長率は前作のプロディと同じくらい高いのでレベルアップをしていけば弱点の速さを含めてカンスト付近まで育ってくれる。
使える武器は槍と間接槍の他に剣も使え、最初から2回攻撃が出来るカトラスを使えるのは相棒であり、同じガードナイトであるクロードとの差別化にもなっている。
とは言ってもカトラスは高価で希少なので与える優先順位はそこまで高くない。
なので前作のプロディたちと同じく普通の槍をメインに、下級職でも間接槍を使えることを生かして攻撃していくのが最初から最後までルシオンの基本運用となる。
あとの主な仕事はガードナイトの名前通り壁役としての活躍がほとんど。
敵の物理攻撃を受けて微妙に倒せないくらいのHPを削って育てたいユニットにとどめを刺すという流れをよく見ることだろう。
成長傾向
いかにもなアーマーの成長率に加えて他も悪くない。
つまりHP・力・技・守備の成長率が高く、加えて速さの成長率も決して悪くない上にたまに魔防も上がるなどかなり恵まれている。
ただ、HPと守備以外の上限値が低いので速めにレベルを上げるメリットが無くなるところは前作のガードナイトと全く同じ、中盤を超える頃にはほぼ削り専門となる。
熟練度は初期値も成長率もそこまで悪くないのであまり気にすることもないだろう。
スキル
【致命回避】
致命攻撃を受けない
ヴェスタリアサーガでは数値分だけ致命攻撃を回避できる幸運はあってないようなもの。
そして壁役として攻撃を受ける機会の多いルシオンには予期せぬダメージに怯えなくても良い優秀なスキルになっている。
まぁ実際はクリティカルが出ても守備が高いからそんなに気にならないんですけどね。
【盾使い】
技%で発動、攻撃を無効化する
頻繁に攻撃を受ける機会の多いルシオンにとって保険のスキルとしては優秀、発動率に関わる技の初期値も成長率も高いので発動率もすぐに【大盾】を超えるだろう。
ただ、ロイヤルガードになっても上限値が15なので【大盾】とあまり変わらなかったりする。
加賀さんのゲームにおいて3%の差は決してバカには出来ないが、プレイヤーとしては恩恵を感じにくいというのが本音。
【気合】
HPが半分未満で致命率が上昇する
物理攻撃に対しては鉄壁を誇るガードナイトは発動条件であるHPが半分未満になっても致命傷になならないので有効に活用できる。
そのため、わざとルシオンのHPを削って致命率を上げることも立派な戦略となっている。
ただ、成長傾向の所でも話したようにステータスの上限値が低く、敵を倒して経験値を得るメリットが速めに無くなるので実際は削り専門に徹した方が良かったりする。
まとめ
前作と同じで特筆すべきところが特にないガードナイトなのであまり印象に残らない。
成長率は高くても上限値が低いというガードナイトの悪い性能は前作と同じくしっかり受け継いでいる所も個人的には残念。
ガードナイトなのに速さや魔防が上がりやすいだけでは強さには直結しないんだよね。
そのため、兵種名どおり殲滅性能にはあまり期待せず、最初から最後までルシオンには壁役としての職務を全うしてもらおう。
キャラクターとしては前作のプロディたちのように背景が薄い、というかマジで薄すぎる。
全25章というなかなかのボリュームである外伝を何回かプレイしている自分でも商家の息子?とクロードの相棒くらいしか記憶にない。
しかも他のキャラクターのようにわざわざ背景を知りたいという欲求も出てこないし・・・
さらに外伝では影の薄かったプロディとボナセルの2人にもEDがあり、どう見てもルシオンよりも記憶に残りやすいイベントなので見せ場も完全に食われていると言っていい。
個人的にEDを見ても「クロードと一緒にミスリーを守ってね~」という感想しか出てこない。
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