そのユニットだけしか使えず、基本的に強い専用武器に対する個人的な解説記事。
ロードアスラル(ゼイド)
あいかわらず専用装備にふさわしい性能。
前作の威力や命中、攻撃回数をそのまま外伝でも引っさげてやってくるので前作のように騎士特攻や盗賊対策の武器として大活躍する。
そして、こういった敵以外にもどんな敵相手にも想像以上の威力を発揮する超優秀な剣。
画像を見てわかるように難易度を救済にすると使用回数が30回から倍の60回に増え、力と守備力に+2の補正が加わってまさに救済モードにふさわしい武器になる。
どちらの難易度にせよ、必ずお世話になる専用武器なのでシュリの石での修理は行おう。
ナスホルン(アコルト)
ロードアスラルのように性能は前作と同じ。
ほとんどの敵の魔防が0に等しいヴェスタリアサーガでなかなかの威力と命中、致命と2回攻撃が出来るナスホルンはあいかわらず強力。
重さは少し気になるが、初期ステータスが強化されたことで追撃が発生しやすくなっている。
ただ、序盤のアコルトはナスホルンとファイアーしかなく、攻撃しすぎるとファイアーが枯れてナスホルンしか攻撃手段が無くなるので使い所はしっかり見極めよう。
そしてアコルトは20章終了後に強制離脱し以後使えなくなるため、18章までにナスホルンの40回を使いきるのがおすすめ。
宝剣バトラス(アシュラム)
イベントをこなすと17章終了後に入手するアシュラムの弱点を補ってくれる強力な大剣。
威力や命中が高く、守備力が上がるボーナスや【致命回避】のスキルまで付与されているのでアシュラムにとって有用な効果が勢揃い。
使用回数が40回あるところも○
成長率が全体的に低いアシュラムも宝剣バトラス1つで一気に使いやすくなるだろう。
さらに20章ではベイモンクと会話すると使用回数を20回分回復してくれるので、18章で積極的に使っていけるのも地味ながら便利。
まぁ18章で20回も使う機会はほぼ無いとは思うが、回復するに越したことはない。
雷神の短剣(スジャータ)
最初から持っている専用武器だが、短剣としての性能はそこまで強くない。
そのかわり、雷神の短剣に付与されている【不死】のスキルはどんな攻撃を受けても必ずHPが1残るという今までにない珍しいスキル。
これを装備していればどんなに強い攻撃だろうが1発だけは耐えられるようになる。
しかし、スジャータにはHPが1になると混乱する【心の傷】があるため、生き残ったとしてもあとのフォローが意外にめんどくさい。
混乱は自分のターン開始時に真っ先に行動するため、雷神の短剣を無駄に使われるのも痛い。
まぁそんな「どうしても1発だけは耐えて欲しい!!」という状況は外伝では無いため、珍しいスキルなのにほとんど印象には残らない。
騎士特効も付与されているけど、そもそも防御無視できるからあんまり意味もないしね・・
あと、雷神の短剣を装備していると敵から攻撃されても反撃することは出来ないので、17章で農民兵をせき止めるために使うのが個人的には1番のおすすめです。
スジャータは強制出撃だし、高い回避率のおかげで農民兵の攻撃はまぁ当たらない(当たっても【自然治癒】で回復できる)
ペラカルタ(スジャータ)
宝剣バトラスと同じくイベントをこなすと17章で入手する短剣。
命中率が3桁と異様に高く、射程も1~2ある上に【先制攻撃】のスキルとしびれ100%の効果もあるため、性能は完全に短剣の形をしたリップウイップと言っていい。
そのため、味方を再行動させる【叱咤激励】との相性が非常に良く、習得させて前作のリティアのように踊り子にする選択肢もアリ。
短剣が全て腐ってしまうが、外伝の短剣はそこまで強いものが無いので特に問題は無い。
いちおう弱点としては多くの敵に追撃が出来る速さが仇となり、前に出しすぎるとペラカルタがすぐに枯れてしまうこと。
リップウィップよりも多い最大数も実際は半分の15回と認識しておいた方が良い。
紅蓮の弓(シーラ)
二者択一だったシーラ専用の魔法弓がようやく外伝で陽の目を見ることに。
前作ではザイードのアグザの聖斧があまりに強かったので選ばれる機会が無かったが、外伝では初期装備となって登場する。
性能としては弓の中では魔力依存の弓としてはかなりの高性能なので活躍の機会は多い。
弓の命中が大幅に下げられた外伝で75は高水準であり、威力の高さやシーラの魔力成長率、そして重さも7と比較的に軽いので、弱点は使用回数くらいしか存在しない。
守備の補正効果も地味に美味しく、ザイードとの支援効果と合わせれば守備が+5されるため回避の高い壁役としても使えるところも〇
同じ魔法弓である炎の弓があまりに重すぎるせいか、紅蓮の弓の高性能さがより目立つ。
死闘の斧(ザイード)
専用装備の中では下の方、というより前作のアグザの聖斧が強すぎたせいで弱く見える。
性能としては武器の名前通りどちらかが死ぬまで戦ってくれる上に、敵が反撃できない武器でもそのまま戦闘が継続される。
しかもザイードが反撃できない装備の時はトラキア776の時と違って戦闘が継続しないので、プレイヤーにとってはかなり都合の良い強力な武器になっている。
命中率が80あるところも評価点。
前作のザイードであれば使う事に躊躇いが生じただろうが、成長率が全体的に向上された外伝では殴り勝てる敵が増えたのである程度は気軽に使えるところも素晴らしい。
ただ、使用回数が16回と専用装備の中ではかなり少ないので使う時の見極めは大事。
ユースティティア(ヒルダ)
前作の時点でも専用装備の中では上位に位置するほど強かったのに、いっさいの弱体化をされないまま外伝でも使用可能になっている。
あいかわらずの威力・命中・致命・2回攻撃・使用回数などいっさいの文句がない。
もしユースティティアを見て弱いという人がいた場合はSRPGを止めた方が良いくらいの高性能すぎる珍しい斧である。
しかし、これだけ強くても肝心のヒルダは6章終了後に強制離脱でその後は戻って来ないため、この強さを体感できるのは3~6章の計4マップだけなので注意が必要。
そもそも前作で強力だった武器が弱体化されている外伝でそのまま使えるということに最初から疑問を持つべきだったのかも知れない。
まぁプレイヤーに今後のゲームをする上では疑問を抱かせる良い教訓にはなったと思う。
やはりどんなゲームでも最初からこんな強い武器を使えることに違和感を感じて「頼りすぎないようにしよう」と改めてユースティティアから学ばせてもらいました。
クライマハイ(ベイモンク)
前作では誰にでも使えた2回攻撃が出来る強力な大剣だが、ベイモンクが味方になったことで彼専用の大剣となった。
これで他の味方に使われることは無い。
性能としては命中が少し心許ないものの、序盤から大剣による高火力と2回攻撃の威力は目を見張るものがあるのは確か。
強力な武器が揃いにくい序盤から中盤にかけては数少ない確殺できるダメージ源である。
いちおう注意点としてこんなに強いのでやっつけ負けを起こす可能性が極めて高く、ベイモンクの守備もがあまりに低いので前には出しすぎないようにしておこう。
あとは3章で速めに会話しないとクライマハイを雑魚に使われるので急ぐことくらい、中盤を過ぎた辺りからは影が薄くなる。
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