ファイアーエムブレム聖戦の系譜に登場するアイラの父親ごとの子供たちの性能を解説。
子供たちの特徴
同じ兵種のラクチェとスカサハ。
2人ともが剣士ユニットであり、母親であるアイラはオード傍系の血を引いているので技に関しては誰と結ばれても高くなる。
親世代で猛威を振るった【りゅうせい剣】を2人ともが習得することで攻撃性能の凄まじいユニットが1人から2人に増えたことはしっかりと攻略で生かしたい。
【ついげき】を兵種スキルで持っているので父親を選ぶハードルは他と比べて低め。
どうせなら攻撃性能に磨きがかかるスキルや、欠点を補える成長率となる父親を選んでカバーしていきたいところ。
父親たちの特徴
アレク
普通だと【ついげき】を持っているので選ばれる可能性はあるが、アイラの子供たちは最初から持っているので選ぶメリットは薄め。
もうひとつのスキルである【みきり】もアイラが元から持っているのでスキル面では1番選ばれないユニットと言ってもいいくらい恵まれていない父親も珍しい。
成長率もバランス型で弱いところがしっかりと補強されるということもない。
ノイッシュ
力・守備が伸びやすく、スキルも攻撃的なものが揃っているので父親としては優秀。
普通であれば【ついげき】を持たないので微妙な父親であるノイッシュもアイラとはとても相性が良い、アレクよりも選ばれやすい。
ただ、アイラ自身がユニットとしても母親としても優秀で父親候補は熾烈な争いとなる。
後述する他の優秀な父親候補たちとの戦いにノイッシュの性能では基本的には勝てないというのが個人的な見解。
アーダン
ネタ枠。
父親としてはアイラの欠点である力と守備を補えるが、そこを補強したいのであればレックスにお鉢が回るので選ばれることはない。
スキルもレックスと丸かぶりな所も可哀想、剣を引き継げるだけではどうあがいても無理。
5章での恋人会話は良い。
アゼル
選ぶメリットはまるでなし。
これはアゼルが悪いというよりも子供2人がゴリゴリの物理職なので魔法使いであるアゼルを選ぶ必要性がないというのが明確な理由。
魔力を生かせる魔法剣を持たせたところで魔法剣でしか出来ない仕事も探すのが難しい。
おとなしく魔法使いの子供が生まれる母親と結ばれた方がアゼルにとってもアイラにとってもお互いが幸せになれる。
レックス
やっつけ負けが減る最有力候補の父親。
アーダンのところでも述べたようにHP・力・守備がネールの血によって伸びやすくなる。
これにより【りゅうせい剣】によるやっつけ負けの心配がなくなり、強気に前に出せるようになるのが父親レックスの強み。
とは言っても騎馬ゲーである聖戦の系譜で敵が何体も攻めて来るところに歩兵である子どもたちをスムーズに持っていけることはまぁないのでこの旨味を感じる場面は少ない。
スキルは【まちぶせ】と【エリート】の2つ。
【まちぶせ】は【りゅうせい剣】が発動すれば殺られる前に殺る、【エリート】は成長速度が速くなりエリートリングの使いまわしをしなくて済むようになる。
フィン
アレクと似たような感じ。
バランスの取れた成長率と【ついげき】を持つので普通だったら父親候補としては優秀だが、アイラの子どもたちにとってはその長所が生きることは無いと言っていい。
ウリの幸運の高さも聖戦の系譜では死にステータスでもあるから尚のこと。
さらにフィンは恋人を作ってしまうと武器を子供たちに継承し7章に登場するので自然と攻略難易度も上がってしまう。
フィンに関しては攻略上独身を貫いた方がゲーム攻略がラクになる。
ミデェール
選ぶ理由はなし。
同じ【ついげき】を持つアレク・フィンと同じような性能のため強みが生きない。
武器継承に関しては特に出来ても出来なくても実際のところはほとんど問題ないが、ただでさえウリがないのに小さな不便が重なるとさらに選ばれる可能性が低くなる。
【りゅうせい剣】があるから【とつげき】も別にいらない、ノイッシュで良い。
デュー
HP以外の成長率は極めて優秀だが、HPの成長率の低さはけっこう大きな問題。
他の仲間たちがたまにHPが2上がるのに対してデューの子供たちは1しか上がらず、最終的なHPは50代くらいに落ち着くことになる。
HP以外のステータスがポンポン上がってもHPが2伸びないのは華々しさに欠けるだろう。
スキル面は【たいよう剣】でゾンビになれるがそこまで必要なスキルでも無く、【ねぎり】も必要な場面はほとんどない。
トラキア776みたいに【りゅうせい剣】と【たいよう剣】が同時発動してくれれば・・・
ジャムカ
ジャムカの性能をそのまま引き継いだ子供たちが誕生、攻撃性能は父親の中ではトップ。
技以外の成長率が優秀なジャムカのおかげで成長率が高く、唯一の欠点だった技の成長率はオードの血によってカバーされる。
欠点らしい欠点は武器を引き継がせることが出来ないくらいしか浮かばない。
スキルは【れんぞく】と【とつげき】の2つで、これらに加えてアイラの【りゅうせい剣】まで持つことになりジャムカ以上の苛烈な攻撃に期待出来るようになる。
【れんぞく】を継承することでスカサハがラクチェとの差を埋めることが出来る所も〇
ホリン
子供と同じ兵種で【げっこう剣】と【りゅうせい剣】と華々しいスキルと高い成長率を持つようになるが、子供たちをオード直系にしたところでバルムンクは使えない。
技の成長率に関しては明らかに供給過多であり、それだったら先ほどの同じような性能でスキルが優秀なジャムカを選んだ方が良い。
デューの時にも言ったが、トラキア776みたいに【げっこう剣】と【りゅうせい剣】が同時に発動してくれるんだったらアイラと結ばせる価値が少しは上がるんだけどね・・・
レヴィン
速さの成長率が高くなるがそれだけ。
魔法使いの父親を選ぶとどうしても子供たちの性能が1ランク落ちることは間違いない。
アゼルの時と同じように子供たち2人が物理ユニットなんだから魔法使いの父親であるレヴィンと相性が悪いのはもはや必然。
セティの血によってHPと速さが強化され、スキルも【れんぞく】と【ひっさつ】が付くのはありがたいが、それだけではやはりレヴィンを選ぶ理由にはならない。
【れんぞく】が欲しいんだったらジャムカで良いし、【りゅうせい剣】があるからそこまで【ひっさつ】にこだわる必要なし。
何よりフォルセティが死ぬのが痛い。
ベオウルフ
1つ言えるのはミデェールよりは優秀だということ、だからと言って結ばせるメリットは低い。
個人スキルで【ついげき】を持つ優秀な父親ではあるが、何度も言っているように子供たちは兵種スキルで【ついげき】が付くのでその強みが生きる場面が無い。
他のスキルも【とつげき】だけでそれだったら先ほどの『ジャムカで良いや』となる。
武器継承を行えるのはメリットと言えばメリットだが、メリットとしては弱いので評価が覆ることは無いと言っていい。
クロード
アゼル・レヴィンの時と一緒で物理ユニットの子供たちに魔法使いの父親はいらない。
スキルを1つも持たないクロードでも子供たちがデフォルトで【ついげき】【りゅうせい剣】【みきり】を持っているので、結ばれても子供たちは最低限の仕事が出来る。
ただ、他のユニットと結ばれた方が明らかに強いのでクロードを選ぶ理由が1つも無い。
長所であるブラギの血によって魔防が上がりやすくなっても、アイラの子供たちの魔防が上がったとて・・・という感じである。
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