初対面のゼイドとの会話で評価が著しく下がった男、好感度は低い
性能
出てくるまでの会話の流れ的に強いんだろうなとは思っていたが、その予想通り初期ステータスが上手くまとまっていてとても高い。
最初から強く、武器も剣と槍なのでローレックの騎兵版と言えばわかりやすいだろう。
さらにコルデアの印章という専用アイテムに【叱咤激励】のスキルが付与されているので、まさにローレックの騎兵版である。
さらに攻撃後の再移動があるのでローレックよりも扱いやすく、移動力も【俊足】を持っていないのに9と高いので殲滅役と【叱咤激励】役の両方を高水準でこなしてくれる。
そのため、フォロスに関しては初期ステータスのままでも25章で通用する。
初期装備であるオーバカトラスは最大数が2倍のナイトソードという認識でOK、この頃には他にも強力な装備が揃っているのでもったいないからと言って温存する必要は無し。
積極的に使ってもEDまでに使いきることはまれである(ミァンの奇跡のクワと同じ理屈)
もしくは必要な熟練度が低いので、ナイトソードが持てない味方にオーバカトラスを渡してフォロスにはナイトソードでも悪くない。
エイブラムに渡すと良いかもね。
しかし、いくら殲滅性能が高くともフォロスが持つ【叱咤激励】の方が貴重で強力なので、個人的には【叱咤激励】>殲滅役という構図が最後までくつがえることは無かった。
ローレックの時にも言ったが、味方を再行動させるユニットなのに頑丈なのはとても便利なのでそちらを優先するのは当たり前である。
他にも、【叱咤激励】が出来るということは自由にステータス吟味が行えるということでもあるので、22章の間に感謝状を持たせて強化させてやすいところも〇
22章である程度ステータスを補強しておくと終章の攻略がとてもラクになる(難易度が変わるといっても過言ではない)
成長傾向
物理ユニットに欲しいところは全て伸びやすい+この頃には成長率にボーナスが入る感謝状を持たせることが出来るのでレベルを上げれば確実にステータスが上がっていく。
魔力・魔防・移動力に関しては育成する時に感謝状を持たせているため、地力で上がるのかどうかは個人的にはわからない。
まぁおそらく移動力は地力では伸びないだろう(顔的に伸びそうな顔では無い)
性能のところでも語ったように【叱咤激励】のおかげで自由にレベルアップさせられるので、22章での5ターンセーブは他のユニットに譲ってあげるのがおすすめ。
フォロスはその後で十分。
ただ、吟味をすると言ってもどのステータスも少し上げるだけでもう十分なので、血眼になってまで吟味をする必要は無い(適当にレベルを上げてもだいたい伸びるしね)
スキル
【深追い】
HP×2%で発動、確率で攻撃を継続する(反撃時は同一射程のみ)
まず第一に、このスキルの発動率はフォロスのHPなのか敵のHPなのかの説明が欲しい。
要は加賀さんが携わったファイアーエムブレム聖戦の系譜の【突撃】と同じ効果なのは理解しているが、自分のプレイ上HPが50以上あっても戦闘が普通に終わることがあった。
ということは敵の残りHPが発動率に関わっているらしい・・・でも真相は謎のまま(加賀さんTwitterに質問箱を設置してください)
スキルとして見た場合はフォロスが強キャラなこともあり、効果を存分に生かしている。
同一射程でしか効果が発動しないためトラキア776みたいな突撃事故には絶対にならず、敵が反撃できない時でも戦闘を継続してくれるのでこちらにとってはメリットしかない。
22章ではそんなに必要な機会が無いものの、25章では操作できる時に必ず1人は倒しておきたいので25章でとてもお世話になるだろう。
このスキルを最大限生かすためにも射程2の間接槍を多めに持たせておくのもおすすめ。
【盾使い】
技%の確率で攻撃を無効化する
技の値が既に18、つまり前作の【大盾】と同じ発動率なので弱いはずがない。さらに技の成長率も高いので速い段階から発動率が2割近くになるところも素晴らしい。
【叱咤激励】によるサポートで前に出すことも多く、普通なら躊躇う場所でもこのスキルのおかげで強気に前に出していける。
何度も言っていますが、SRPGにおいて強気に出ていけるというのはかなりの強みです。
余談だが、フォロスの【盾使い】を見ると「防御系のスキルは本来こうあるべきだよなぁ~」とつくづく思う(ほんとエイブラムとローレックの2人は見習ってほしい)
【叱咤激励】コルデアの印章
隣接する味方を再行動させる
ローレックと遜色ないほどの高いステータスと機動力のおかげでこれまでの再行動ユニット(踊り子枠)のイメージを見事にくつがえす。
高い機動力のおかげで現場にすぐ駆けつけて味方を再行動、【叱咤激励】を使うと再移動ができないのは痛いものの、フォロスは耐久力が高いので全然気にならない。
味方のために初期レベルの状態で突っ込ませすぎても余裕で生還できるほど高い耐久力はこれまでの踊り子枠とは一線を画している。
まぁ別に耐久力や機動力が無くても味方を再行動させられるだけで十分強いんですけどね。
まとめ
終盤に加入する初期上級職。
ストーリー上ではポツポツ語られ終盤に加入することになるが、初期ステータスがレベル13とは思えないほど完成している。
さらにコルデアの印章という専用アイテムがあり、これを持っていると味方を再行動させられる【叱咤激励】のスキルを習得してサポート面でも他ユニットを圧倒する。
このように、フォロスは殲滅・補助のどちらの運用でも活躍してくれること間違いなし。
ただ、殲滅の方は誰にでも出来るのに対して【叱咤激励】による味方の再行動が出来るのは限られているので、【叱咤激励】でサポートをするのが個人的には無難と言える。
終章でもいかにゼイドをバケツリレーするかを求められるので、貴重な【叱咤激励】を使ってゼイドをしっかりサポートしよう。
キャラクターとしては猪突猛進の熱血漢で人から騙されやすい武人と言ったところ、しかし20章終了後のゼイドとの会話では彼を見下す態度が目立ったことでかなり印象が悪い。
その後すぐに謝罪をしても初対面での言動が悪すぎて好きになれないキャラだと思った。
いちおうゼクスのことをかなり評価していて、その弟であるゼイドのことを彼と同じくらいの器だと思っていたのが原因らしいが、そんな理由を聞いても当然納得は出来ない。
普通に考えてあの戦力差を持ち応えただけでも1人の将として立派すぎるくらいである。
だいたい自分は妹のことを平気で間違えるくせに、ゼイドにはゼクスと同じ器を求める‥‥‥通るかっ!!そんなもん!!(班長 by カイジ)
あと、外伝で最高難易度と名高い20章で「勝手に突っ込むなよ!!」とも本気で言いたい。
応援に来てくれるのは素直に嬉しいが、死んだら死亡扱いになるんだから[おとなしく操作させてくれ!!」と誰もが思ったことだろう。
おそらく隣接すれば会話コマンドが出て操作可能になると思ったのは自分だけではないはず。
絶対に出ないんですけどねハイ‥‥
EDでは自分のことを正直にしか生きられない人間だと自覚していることや、甥であるフィヴィとダンスを踊るなどの見せ場があった。
しかし、初対面の人間であるゼイドへの態度がとても悪かったので、こういったほっこり系のイベントを見ても最後までフォロスの評価が上昇することはありませんでした。
自分の言動1つで家名に泥を塗るということをフォロスは本気で自覚した方が良い。
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