ファイアーエムブレム聖戦の系譜の親世代に登場するキャラクターの性能を簡単に紹介。
シグルド
最初から上級職で登場する珍しい主人公であり、クラスチェンジ(CC)ボーナスを貰っているので初期ステータスがとても高い。
成長率もかなり高く、聖戦士バルドの直系なこともあってHP・力・技が特に伸びやすい。
速さが少し伸び悩む傾向にはあるが、メインは軽い剣なのでそこまで困ることは無い。もちろん速さが伸びればさらに強くなる。
バルドの直系なので剣は全て扱うことが出来るうえに、序章という速い段階から強力なぎんの剣が手に入るので最初から最後まで火力面は申し分なし。
スキルは【ついげき】しか持っていないが、聖戦の系譜における【ついげき】は最重要スキルなので寂しいとか言ってはいけない。
むしろシグルド自身の強さと【ついげき】だけでユニットとしては完成している。
親世代終盤で入手する専用のティルフィングは神器の中でもかなり強いが、手に入れても使える機会がほとんど無いため終盤限定の武器と割り切っておくのがおすすめ。
息子セリスにはぎんの剣とエリートリングを持たせておくと使いやすいし、クラスチェンジ(CC)も速くなる。
アレク
FEおなじみの赤緑コンビの片割れ。
初期ステータスはどれも発展途上で成長率はほとんどが30%のものばかりが並ぶ、つまり成長は大きく運に左右される。
過去作であれば活躍したのは間違いないだろうが、聖戦の系譜は敵のHPが高いこともあって【ついげき】のスキルを持っていても1度の戦闘では倒し切れないことがほとんど。
てつの剣では火力不足も良いとこなのでシグルドのはがねの剣を譲ってもらおう(はがねの剣を持っても活躍するとは言ってない)
いちおう騎馬ゲーと揶揄されるほど騎馬が強い聖戦の系譜では育てる価値はあるが、神成長を繰り返してくれないと使い勝手が悪いままなのでけっこうな労力がいる。
最初から最後まで剣と槍がB止まりなのも使いにくさの1つになっている。
父親候補としても【ついげき】があるので選ばれることもあるが、もう1つの【みきり】は特効武器を持っている敵が少ないので継承するうま味がこれといって無い。
ノイッシュ
FEおなじみの赤緑コンビの片割れ。
相棒のアレクよりもHP・力・守備が伸びやすい典型的なパワータイプ、スキルも【とつげき】と【ひっさつ】なので火力面に重きを置いているユニットと言っていい。
しかし、持っている2つのスキルは【ついげき】と比べると安定感に大きな差があるため実際の所はアレクよりも使いにくい。
これらの欠点に加えてノイッシュの欠点はアレクの所で語った欠点がそのまま上乗せされる。
アレクと比べると壁役としての適性は高いが、「ノイッシュの強み!!」と言えるほどの硬さは持ち合わせていない。
父親としても【ついげき】が無いので選ばれることは間違いなくアレク以下になっている。
アーダン
25年経った今でもファンから愛される聖戦の系譜の人気キャラクター、でも性能はヒドい。
普通のFEであれば守備の高いアーマーはそれなりの活躍に期待出来るが、聖戦の系譜はFEシリーズで1番マップが広いのでアーマー特有の移動力の低さが最後まで足を引っ張る。
アーダンが前線に着いた頃にはもう戦いが終わっているなんてことはもはや日常茶飯事。
他にも、ソードアーマーという兵種名通り武器はクラスチェンジするまで火力の低い剣しか使えないので敵を倒すのにも苦労する。
アーマーの生命線である守備も初期値は高いが、同じような成長をするレックスがいるので壁役としても影が薄い(元から移動力が低くて壁にする機会もほとんどないが・・)
クラスチェンジすれば多くの武器を使えるようになるもののCCボーナスがしょっぱく、これまでの労力には見合わないのでしない方が良い。
OPでの絡み通り最初から最後まで城でお留守番しておくのが1番ゲームをスムーズに進められる、外に出るのは2章のついげきリング回収の時だけで十分である。
父親候補としてはまぁ最下位。
成長率はHP・力・守備に偏っているしスキルも【まちぶせ】だけ、これなら同じ成長傾向・スキルのレックスに軍配が上がる。
アゼル
本作における最初の魔法ユニット。
成長率はHP・魔力・速さに偏っていてレベルアップではこの3つがとにかく伸びる。
そして案の定これ以外は吟味でもしないとほとんど伸びないが、戦闘においては魔力と速さが伸びればだいたいこと足りるので実際の所はそこまで気にしなくても良い。
問題は得意な炎魔法が聖戦の系譜においてあまりに冷遇されていることただ1つ。
基本となる炎・雷・風魔法の3つはどれもランクによって威力・命中が固定なのだが、その中で炎魔法はダントツで重い。
なんと重さが12もあり、単純に考えて炎魔法は槍と同じ重さになっている。
せっかく速さの成長率が高くて【ついげき】という優秀なスキルを持っているのに炎魔法が重すぎて剣を持っている敵との相性はかなり悪い、だから闘技場も剣士で止まる。
当分の間は魔法も売りに出されないので2章ではサンダーをすぐに購入しよう。
クラスチェンジ(CC)すると騎兵のマージナイトになって使い勝手が大きく向上するので、積極的にレベルを上げるのもおすすめ。
父親候補としては想いを寄せるエーディンとは相性があまりよろしくない。
そのかわり幼なじみであるティルテュとはお互いの欠点を綺麗に補い合った見事な子供たちが生まれるので推奨するのはこのカップリング。
イベントもあって成立させやすい所も〇
レックス
斧専門の頼れる騎兵。
初期ステータスは斧兵としては珍しい技と速さが高いがこの2つはほとんど伸びず、成長率はHP・力・守備に偏っている。
特に守備の成長率はネールの血の効果もあって目を見張るものがある。
さらにスキル【エリート】のおかげで成長速度が速く、レベルアップで守備が伸びていけば壁役としてとても頼りになるだろう。
武器は最初から最後まで斧で1撃は重いが命中率が悪くて重いというのが特徴だが、相性の悪い剣を持った敵があまり出てこないので斧でも普通に戦っていける。
仮に剣を持った敵と対峙したとしても守備が高いので、闘技場の強い剣士以外なら【ついげき】されてもあまり痛くなかったりする。
あとは何といても隠しイベントで手に入るゆうしゃの斧の存在、1章という速い段階から入手できて性能も他の斧とはケタ違いでレックスの強さがもう1段階上昇する。
初心者の人は絶対に攻略サイトを見て確認した方が良い、絶対に見ないと発見できない。
父親候補としてはアイラがおすすめ。
レックスは【ついげき】を持っておらず、アイラの子供は2人とも兵種スキルで【ついげき】があるのでその点はカバー出来る、【エリート】で成長しやすいのも〇
他にも、ネールの血のおかげで弱点の守備が伸びやすくなってやっつけ負けも無くなる。
スカサハに剣を継承できないのは痛いが、適当なリングを持たせておいてそれを売ればメインの剣を買えるので親世代終了前にリングを持たせておけば安泰。
キュアン
地神ノヴァの血を引く直系、シグルドと同じ初期上級職で力が非常に高い。
成長率はノヴァの直系なこともあってかなり恵まれており、元から高い力を始めHP・守備の3つは非常に伸びやすい。
かといって技・速さの成長率も決して悪くない、カンスト付近まではだいたい育つ。
力の高さからもわかるように1撃の重さを重視したユニットで聖戦の系譜において重要な【ついげき】を持っておらず、かわりに【れんぞく】のスキルを持っている。
そのため、1撃の重さは最初から最後までトップをつっ走るものの安定感に欠ける(でも強い)
レックスと同じく聖戦の系譜における壁役なので最初は積極的にレベルアップさせて守備をしっかり伸ばしていきたい。
3章終盤で入手する専用のゲイボルグは使える期間が無いに等しいので無視してOK。
本番は娘アルテナの時からである。
カップリングはエスリンで固定となっており、娘が使えるようになるのは子世代でもかなり遅いのでリングなどの有用なアイテムは出来るだけ引き継がせない方が良い。
適当に槍を数本持たせておけばOK。
あとはレンスター組(キュアン・エスリン・フィン)は3章クリア後に仲間から外れるのでそれまでにそれぞれアイテム整理をしておこう。
エスリン
シグルドの妹でキュアンの妻。
この作品における最初の回復役であり、何気に騎兵の回復役の元祖はエスリンだったりする。
初期ステータスはいかにも女性ユニットらしいパラメータが並ぶが、成長率はあまり高くないのでレベルアップでは期待しない方が良い。
そのかわり杖を使えることを生かさない手は無いので杖でのサポートに徹しよう。
ただ、杖はCランクのものしか使えず、回復に必要な魔力は伸びないと言っても過言ではないほど伸びないのでエーディンのリライブの杖と交換することを推奨する。
これで回復量が安定し、味方の危機にはすぐに駆けつける回復役としての評価も上がる。
もう1つ使えるリターンの杖は経験値を稼ぐための手段でしか使う機会はほとんど無いのですぐにクラスチェンジ(CC)させたい場合は使いまくってレベルを20にすると良い。
何気にCCボーナスはけっこう高いので早期にCCすれば殲滅役としても活躍できる。
カップリングはキュアンで固定。
息子リーフは子世代でも速い段階で使えるので継承に関してはけっこう重要で、継承するアイテム次第で使用感が大きく変わる。
おすすめとしては元から持っている間接攻撃が出来るひかりの剣とアーマーの敵がいっぱい出てくるのでざんてつの剣、あとはついげきリングの3つといったところ。
これらを継承させておけば7章でリーフのレベルをかなり上げることが出来てマスターナイトへの道もそう遠くなくなる。
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